最上級ルブタンのルール
ニューヨークでもルブタンのヒールを履いている人、よく見かけます。
良くも悪くも、ソール部分が真紅という、あのパテントを取っている独特なデザインゆえ、シンプルな黒の靴でも、いえ、逆にシンプルな黒と真紅のコンビネーションだからこそ、目立たずにはいられない宿命、それがルブタンです。
だから、お見事! といいたくなるほど上手に履きこなしている人はなかなか見かけません。
罪なことに、ずっと履いていると、返しの部分の赤が自分の目には見えないため、ついつい、単なる黒の靴だと勘違いしてしまうのかもしれません。
実は、下手をすれば悪目立ちもするほどのインパクトがあるのに・・・
そう、赤という色は良くも悪くも目立つ色。
個性の強い色です。
昔から、赤裸々、真赤なウソ、赤字、など強い意味あいの言葉に使われる色であることを考えれば納得かもしれませんね。
この靴に惹かれる人は、さすがにその強さを分かっているのでしょう。
ニューヨーク流の着こなしは、靴を主役に黒のルブタン、しかも全身も黒という人が多いようです。
しかも、ただの黒というだけでは役者が足りないかもしれません。
この靴に匹敵する黒は、見るからに違いが際立つ極上の素材、体を紙一重の空気感で包むようにフィットする立体的な裁断のシンプルなドレスの必要がありそうです。
あの20世紀の伝説のデザイナー、アズディン・アライアのニットドレスなどを着こなせる人にこそ似会う靴。
リボンやフリル、甘い要素を加点しては、がちゃがちゃと喧嘩になってしまうのです。
また生半可な普段着では格が違いすぎるでしょうし、逆に、ほんの少し色遣いやアクセサリーがうるさいだけで、悪い意味で「水っぽい」着こなしになってしまいます。
友人のご主人で、女性のファッションにかなり目利きのUさんがこうおっしゃったそうです。
シャネルやバレンティノは、かっちり着こなせば着こなすほど(高級な)水商売の人に相応しい着こなしになる。
つまり、服で加点し、加えてルブタンを履けばさらに加点。
あまりにぎちぎちで「抜け感」がないため、作り過ぎた感じが良くも悪くも水っぽい感じになるのでしょう。
(註・わたし個人は水っぽさにもいい水っぽさと悪い水っぽさがあると思っており、効果的な場所で取り入れるのは実は賛成です^^)
ですが、ルブタンを履くときは、アクセサリーはイヤリングだけ、
洋服で色は使わず、シルエットと素材で勝負する上質でシンプルな黒のワンピースかスーツにするのが万人向けの基本だと思います。
この際、間違ってもリボンは忘れましょう。
可愛いイメージは忘れ、大人のセクシーさを目指してください。
ルブタンって、普通に履いて歩くだけでも大変なのに、こんなにもややこしいルールがあるなんて。
そう、まさに選ばれた人にこそ相応しい「差別の靴」なのですね。
でも、こんなに大変でもやっぱり履いてみたい・・・・・
その際の合言葉は引き算です。
Good luck!!!!
追伸・
そうそう、身長が155cm以下の方は、9cmヒールは残念ですがあきらめたほうがいいかもしれません。
身長に対する9cmの比率が背の高い人に比べて大きいため、どうしても足元だけが目立って、無理が無残にさらされることになります。
別のコラムでも書いたように、男性も千差万別。
背の高い女性が好きな人も、小柄な女性が好きな人もいます。
だから、自分の身長なりのバランスを心がけるほうがうんときれいに見えると思います。
良くも悪くも、ソール部分が真紅という、あのパテントを取っている独特なデザインゆえ、シンプルな黒の靴でも、いえ、逆にシンプルな黒と真紅のコンビネーションだからこそ、目立たずにはいられない宿命、それがルブタンです。
だから、お見事! といいたくなるほど上手に履きこなしている人はなかなか見かけません。
罪なことに、ずっと履いていると、返しの部分の赤が自分の目には見えないため、ついつい、単なる黒の靴だと勘違いしてしまうのかもしれません。
実は、下手をすれば悪目立ちもするほどのインパクトがあるのに・・・
そう、赤という色は良くも悪くも目立つ色。
個性の強い色です。
昔から、赤裸々、真赤なウソ、赤字、など強い意味あいの言葉に使われる色であることを考えれば納得かもしれませんね。
この靴に惹かれる人は、さすがにその強さを分かっているのでしょう。
ニューヨーク流の着こなしは、靴を主役に黒のルブタン、しかも全身も黒という人が多いようです。
しかも、ただの黒というだけでは役者が足りないかもしれません。
この靴に匹敵する黒は、見るからに違いが際立つ極上の素材、体を紙一重の空気感で包むようにフィットする立体的な裁断のシンプルなドレスの必要がありそうです。
あの20世紀の伝説のデザイナー、アズディン・アライアのニットドレスなどを着こなせる人にこそ似会う靴。
リボンやフリル、甘い要素を加点しては、がちゃがちゃと喧嘩になってしまうのです。
また生半可な普段着では格が違いすぎるでしょうし、逆に、ほんの少し色遣いやアクセサリーがうるさいだけで、悪い意味で「水っぽい」着こなしになってしまいます。
友人のご主人で、女性のファッションにかなり目利きのUさんがこうおっしゃったそうです。
シャネルやバレンティノは、かっちり着こなせば着こなすほど(高級な)水商売の人に相応しい着こなしになる。
つまり、服で加点し、加えてルブタンを履けばさらに加点。
あまりにぎちぎちで「抜け感」がないため、作り過ぎた感じが良くも悪くも水っぽい感じになるのでしょう。
(註・わたし個人は水っぽさにもいい水っぽさと悪い水っぽさがあると思っており、効果的な場所で取り入れるのは実は賛成です^^)
ですが、ルブタンを履くときは、アクセサリーはイヤリングだけ、
洋服で色は使わず、シルエットと素材で勝負する上質でシンプルな黒のワンピースかスーツにするのが万人向けの基本だと思います。
この際、間違ってもリボンは忘れましょう。
可愛いイメージは忘れ、大人のセクシーさを目指してください。
ルブタンって、普通に履いて歩くだけでも大変なのに、こんなにもややこしいルールがあるなんて。
そう、まさに選ばれた人にこそ相応しい「差別の靴」なのですね。
でも、こんなに大変でもやっぱり履いてみたい・・・・・
その際の合言葉は引き算です。
Good luck!!!!
追伸・
そうそう、身長が155cm以下の方は、9cmヒールは残念ですがあきらめたほうがいいかもしれません。
身長に対する9cmの比率が背の高い人に比べて大きいため、どうしても足元だけが目立って、無理が無残にさらされることになります。
別のコラムでも書いたように、男性も千差万別。
背の高い女性が好きな人も、小柄な女性が好きな人もいます。
だから、自分の身長なりのバランスを心がけるほうがうんときれいに見えると思います。
気がつけば還暦過ぎて早数年。N Y生活も33年。いろいろあったけど毎日必ず楽しいこと、嬉しいことは見つけられる。
by コモンるみ
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