カテゴリ:女目線で応援するいい男」( 24 )

最上級編・大人のいい男へのリクエスト

大人のいい男の最上級編を目指すなら、

世界で、堂どうと勝負をかけるなら、

決して避けて通れないのは、ブラックタイの着こなし。

e0136254_839657.jpg
会場はウォールストリートのハーリーチプリアーニ。昨年のInwood Houseのガラ。



知性あふれ、しかも洗練された大人のスタイルを身につけた超一流のいい女だと、

溜息まじりにわたしが惚れている塩野七生(ななみ)さんが、

何かのエッセイで書いてらっしゃったことですが、

「イタリアの男は、おしゃれに関しては世界中どこの国の男にも引けを取らない粋を備えているけれど、唯一例外を感じたのは、イタリア男とイギリス男が交る結婚式に出席したときのこと」だそうです。

そこでは、なんだか、ぴしっとこないイタリア男のタキシードの着こなしに比べ、

イギリス男のタキシードの着こなしは、ほれぼれほするほどカッコよかった
、とま、そんなことでした。

ブラックタイの着こなしは、


突き詰めれば男の精神性とも関係があると思うわたしは深読みしすぎでしょうか。

精神性を抜きにガタイの良さだけで着ようとすると、

ボーイさんに間違えられて「水割りね」などと頼まれてしまうかもしれません。

e0136254_8411991.jpg
たとえばこれだけ人がいたら、ボーイさんと間違えられてもおかしくない^^;

ご存じ、ブラックタイは、夜会、パーティ、正餐の夕べなど、

男女が社交という名目のもとに開催されるイベントのための、かなりフォーマルなドレスコードのひとつ。

e0136254_2395735.jpgphoto original sourceは❤❤❤
フォーマルの王道についての説明は必読





その際、
女性たちは、傷ひとつない折れそうなほど細いヒールの夜会用の靴を履き、

いくら会場が底冷えが激しくても、

顔色ひとつ変えずに、背中や肩を大胆に開けたドレス姿で、

優雅に数時間を過ごさねばなりません。

それと対照的に、男たちは、まるで手枷足枷を嵌められた犬のよう、

そしてそれが男のフォーマルのルールなのです。

どんなに悩ましいドレス姿の女たちが目の前にいても、


窮屈なお定まりのブラックタイで肉体を包み隠し、

いかがわしい考えなどはおくびにも出さないフリをして、

背筋を伸ばして礼儀作法通りの会話、そして堅苦しい食事を、


延々と楽しむフリをし続けなくてはいけない。



何が楽しくて、そんな苦痛に近い礼法を、お手本通りに遂行するのか。

昔、西洋人とは不思議な人たちだと思ったものでした。

それはもしかしたら、あまりにお手軽な官能には飽食した男と女が考え出した、手の込んだ禁欲のゲームの、ドレスコード篇なのかもしれません。

つまり、深読みをすれば、

タキシードを着る場面とは、

たとえ欲望の嵐に苦しめられても、決してそれをおくびにも出さず、

つまり強靭な理性で下半身を制御し、

涼しげな顔で、精神を官能から切り離せる、

そんな「大人の男」の訓練の場なのかも



だからその場数を多くこなし、精神が鍛えられている男ほどタキシードの着こなしは上手。


わたしがヨーロッパの子女たちに鍛えられるまでは知らなかった大人の恋愛ゲーム。


そんな手のこんだ逆説の官能の匂いを感じるから、わたしはブラックタイ姿の似合う男が好きなのかもしれません。
[PR]
by rumicommon | 2008-02-27 09:00 | 女目線で応援するいい男」

海外で勝負をかける日本男児へ

普段、日本人一般が、

日本でベーシックに受けてきた教育のレベルの高さ、

長年にわたってコミュニティで、

そして家庭で受け継がれ教えられてきたことが

いかに国際的にも通用するものかを実感する機会がけっこうあり、

また海外でがんばっている20代、30代の日本男子たちを見ているので、

少子化、ゆとり教育の行き詰まり、地方沈没など深刻な問題はあっても、

将来の日本に対して、わたしはそれほど悲観的にはならないのです。



確かに長年にわたって、世界から国を閉ざしてきた鎖国という時期は、あまりにも長く、そのおかげで日本は世界でも稀有で上質、そしてユニークな国を創り上げることができました。


もちろんその半面、未だにそこかしこで精神的な鎖国をひきずっているなぁと感じることはたくさんあります。


そのいい例が、外人、外車という言い方。

お隣の国、韓国人、中国人はなぜか外人のカテゴリーには入りません。

また韓国車(Hundaiなど)を外車とは言いません。

主に西洋諸国の人や車を「外」に「外す」ことで区別するのです。

そして地下鉄の中などでも、結構混んでいても、外人の隣には座ってあげなかったり。

また、幼少のみぎりから、わたしのようにドメで育ってしまうと、

英語を話せるというだけで、なんだかとってもすごいことのような、

雲の上のことのような気がして来て、

たとえば、うちの母方の祖父は

戦前米国、カナダにいた関係上、英語が上手でしたが、

それだけで「おじいちゃん、カッコいい!」と尊敬のまなざしを感じ、


一方英語の話せない自分はコンプレックスに固まったりしていました。


考えてみればそんなわたしがニューヨークに長く在住し、英語で仕事をし、

本や新聞を読むことがそれほど苦じゃなくなったというのは、

自分でいうのもなんだけど、

人間やればできるというか、ちょっと信じられないことです。


そして、考えてもみてください。

わたしの大好きな渋澤栄一氏は(日本資本主義の父といわれており、われらが渋澤健さんの5代前に当たる歴史上の偉人です)

鎖国直後の1860年代にフランス、花のパリにおなりあそばしたのです。

そして、こんなすごいエピソードを残す「あっぱれ」なことができてしまったわけです。

まさに日本男児の面目躍如です~^^

また、その直後ぐらいに海外の視察に出た「岩倉具視視察団」は、

最初はちょんまげをしたままでおなりあそばし、

小さなお部屋に通されたと思ったら、

あらら、その部屋がいきなり宙に浮き、

一体何事かと驚けば、

それはエレベーターだった
、という、

世にも仰天な経験の連続の中にあって、

訪れる先ざきで、丁長に扱われ、

敬意を表されたという記録が残っているようです。

それというのも、先様の発展に怖じ気づき、ネガティブで卑屈になるのではなく、

日本で受けてきた教養がすばらしかったからこそ、

まったく新しいことも柔軟に受け入れる器を彼らに与えていたのだと思うのです。


e0136254_22492947.jpg
1897年に発行された国別、15巻からなるJOHN L STODDARD'S LECTURES。当時の海外旅行者のために書かれた本。

わたしは幕末から明治にかけて初めて日本を訪れた外国人たちが日本について書いた本が大好きで蒐集しています^^。これらの本を読むと、いかに外国人たちが日本人の知性、精神性、品格、そして特に庶民の女性たちの自由で教養のあること、また、国中に整った清潔な美しい街並みに驚嘆していることが分かります。


そう、というわけで、われらが日本男児は大丈夫。

基本はできている。

だから最後のひと押しは、どうしたら、海外でも、

あの渋澤栄一や、岩倉具視のように、堂どうと勝負をかけられるか、というところです。

わたしが勝手に作った、女目線で応援する「いい男塾」では、

少しでもそんなヒントになればいいな~と思うことを書いてみたいなと思っています。
[PR]
by rumicommon | 2008-02-23 22:29 | 女目線で応援するいい男」

大人のいい男にあっておじさんは持ってないもの

1昨年、4月号のGraziaで特集された大人の女の条件です。


1) 人のせいにしない

2) 自分の収入がある

3) 結婚している あるいは 男と暮らしたことがある

4) 子供を 育てたことが ある (ただ子供がいるというのではなく子育てに参加している)

5) 男の友達付き合いもできる (男をみな恋人にしてしまわない)

6) 一人でレストランに入って食事ができる

7) インテリジェンスがある

8) 感性が豊かである

9) 好奇心がある

10) やさしい

でも、これって、男という部分を女におきかえて、大人の男の条件ともいえると思いませんか^^



この条件の中で「おじさん」や「おばさん」に欠如している可能性の高いものは、5番8番じゃないかと思います。



わたしがずっと一目おいてきたいい女の女優さんといえば、桃井かおりさん

彼女はこれまでも、そのまま名コピーとして残りそうな名文句を数々残してきた方。

中でもわたしが好きなのは、これです。

「いつかいっしょに寝ようねというチケットを発行しておきながら、一度もつかわずに棺桶まで持っていける男ともだちとの関係ってとてもセクシー


こういう感性って、まさに大人の男と女にこそふさわしいと思うの。

その相手とは、今度会ったらどうなってしまうか、ちょっと自信が持てないほどにいい女の友達を、しかも! 10歳以上年上と、10歳ぐらい年下(20代なら年下の代わりに20歳上でもいいかも)と両方、持ち札にあれば、なおよし。

多くの男性にとって、うんと年上の女ともだちをもつのは、案外簡単にできるかもしれないけど、難しいのがうんと年下の女ともだち。



食事をした後、シーシーと歯をならし、

女の子の体中に不躾な視線を浴びせたりして、

「女と会って最後まで何もしないなんて、そんなの人生の無駄」と思うような「おじさん」はいらないのっヾ(。`Д´。)ノ。

下心いっぱいでお金にものをいわせるようなおじさんについていく女じゃ、女もすたるっていうもの。

ついてこられたおじさんだって、軽い女なら用をたしたらすぐにもういらないってことになるんじゃないかしら。


品格を身につけた大人のいい男は、

たとえ欲望の嵐に苦しめられても、決してそれをおくびにも出さず、

つまり強靭な理性で下半身を制御し、

涼しげな顔で、精神を官能から切り離せる



ごめんなさい。勝手なことばかり言って(・・。)ゞ。

それがどんなに苦痛なことか一応頭の中では理解しているのよ~^^;

うちの夫いわく、
「たとえアインシュタインだって(知がそれほど勝った人でも)、むらむらと来たが最後、男ってもう頭では何も考えられなくなっちゃうんだよね」


でもね、だからこそ、そんな芸当ができる男はセクシーなのです!


欲望をコントロールすることが、本来生身の人間にとっては至難の業だからこそ!


衝動に走らず、精神の力で自分を制御できることの「男の美学


女にとっても、絶対に一線を越えてこない「いい男」って超魅力的。



ステディの彼女や妻とは別に、

けっしてぐちゃぐちゃなアフェアには発展しない、上記のような女ともだちをもってるって、女からいわせてもらえば究極のいい男だと思う。

特にうんと年下の女友だちをもつことがいかに困難なことかわかるだけに、

たとえ相手が仕掛けて来てもそれに乗らないことがいかに難しいことが分かるだけに、

そんなことができる男がおじさんであるはずはない。


しかもその女ともだちがいい女であればあるほど、男前も上がるというもの。


妻にもいちいちの詳細を話さないで(ここが肝心)、完璧に家庭は円満に保たれ、

それを長年にわたり継続できるとすれば、最高じゃないかな~~。


つまり、その緊張感に耐え続けることもまた、男をミステリアスに見せる「魅力」となるのよ^^。


そう、大人の男は、アフェアや情事、仕事がらみの秘密事項だけでなく、女ともだちとのことについても、貝のように口は堅くなくてはいけないの。

妻や彼女に、いくら、ただの友達、そういう関係はない、と説明したって、
「プラトニックな関係のほうが、体だけのあとくされない関係よりいやかも」
と思われるかもしれないし。

また、絶対に、女のことを仲間うちで自慢しちゃいけない。


だって、考えても見て。一番忌々しいと思い、聞きたくないのがその手の自慢だと思いませんか?





えっ? もしわたしの夫にそのような女友達がいたらどうするかって?

わたしに詳細は話さないで、完璧に円満を保ってくれるなら、かえってミステリアスでいいかも。

じゃないと、日常まみれでだらだら長く続く夫婦生活、やってられませんって。

ちなみにわたしの女ともだちの多くは本当に大人で、頭が切れて、包容力や経済力さえあるんだけど、

加えて、気も強かったりする場合が多いから、おうおうにして普通の殿方には怖がられるのよ~。

でもね、これだけは言える。

わたしも含めて、みんな、ぞくぞく、わくわくする気持ちを残しながらも、


ややこしいすったもんだは抜きの、純粋に精神的に絆を結べる男ともだちがほしいと思っているの

そしてこういう大人の女との緊張感ある刺激的な関係こそが、男を大人にしてくれるんじゃないでしょうか。


結論 おじさんと大人の男のはざまを埋められるのは「大人のいい女」のともだち。


話しかけたらかみつきそうで怖そうな、でもカッコいい女を友達に持てたら、もう、究極!

きっと得ることいっぱいあると思うよ。


こういう女たちは、ファッションのこととかにもさりげなく洗練されたアドバイスをくれるだろうし、

何より、知的な会話というチャレンジを仕掛けてくるから、会っていて刺激的で楽しいはず。

それに!



わたしの友達のそういうタイプの女たちは、みんな「えっ」と驚く意外な可愛い面をもっていて、

それを発見する楽しみもあるよ~^^


おじさんと大人の男のはざまを埋めてくれるのは、


「いい女」とのあくまで一線を超えない友情。


昔から「男女間の純粋な友情は成り立つのか」なんて話しあったことがあるけど、

多少難しくても、成立させてしまえるのが大人の男であり女なのではないかしらん❤


次は、おじさんにはなくて、大人のいい男にはある(とわたしは思う)プリンシプルについて勝手に書かせていただきます。
[PR]
by rumicommon | 2008-02-20 09:00 | 女目線で応援するいい男」

クリエイティブで破壊的な男の生理

われわれ女子にとっては、宇宙を学ぶよりもっと難解な男子たちのこと。

こんなデータを知れば少しは、いじらしく感じませんか?

不幸にも流産してしまう赤ちゃんは、男子のほうが女子より多い。

たとえ誕生はしても、3歳未満で死亡する確率も、男子のほうが高い。

ご存知、女子の寿命は男子より長い。

それに・・・・

男子の場合は、XとY染色体がありますが、

女子はX染色体だけ。

つまりY染色体にどうやら秘密があるらしいのですが、

流産や幼児期に死亡する確率は男子のほうが高い。

つまりそれだけ、作りが複雑なのか、デリケートなのです。



こう思えば、小さい頃、男子のほうがダントツ手がかかることも納得。

いえ、ずっと最後まで女のほうが一般的に丈夫で長持ちにできていて、

男子は、やっぱりいくつになっても手がかかるのかもしれない。



そして

男子の場合は、とりわけ、
知性と痴性はなんの矛盾もなく共存できるということ、

女性をはるかに超えたダイナミズムで創造性がある半面、

それを帳消しにしてもいいほど、破壊的
でもあるのも、男の悲しい性かもしれません。

そんな「いとおしい」男について、女目線で考えてみたいと思います。
[PR]
by rumicommon | 2008-02-18 01:13 | 女目線で応援するいい男」


ニューヨークから見える日本人や日本のすばらしさ、時に不思議に感じることなど


by rumicommon

プロフィールを見る

カテゴリ

女目線で応援するいい男」
NY女子力UPルールズ
NY流女の生き方
NY1%未満の時事
日常・一期一会
セレブの住まい
 ージャクリーン・ケネディ
 ージョンF・ケネディJr.
 ールパード・マードック
 ーSATCのMr.Big
 ー蒋介石夫人
 ーNY1のパワーアドレス
 ーブルック・アスター
 ージャンニ・ベルサーチ
 ーニクソン元大統領
 ー100年前のマンハッタン
 ー伝説のダコタハウス
 ーバーブラ・ストライザンド
 ーマドンナ
 ーサラ・ジェシカ・パーカー
非日常への旅立ち
 ー箱根
 ー京都
 ーウィスラー
 ープラハ
 ーフランス ドルドーニュ
 ーハンプトン
 ーコート・ダジュール
 ーサウスビーチ
 ーベニス
 ーグランドキャニオン
 ータイ
 ー京都
NY1%未満のマネー術
NYここだけ内緒のお話
メディア掲載記事
VOGUE寄稿記事
プロフィール
目からウロコHealth&Beauty
NY1%未満の子育て

フォロー中のブログ

ニューヨークの遊び方
It's a Small...
ケチケチ贅沢日記
Venus World
Salon de Bij...
こえだニューヨーク
日々の暮らしの中で
ひとりぼっちランチ
madameHのバラ色の人生
latte di luna
keiko's pari...
LIVING PHOTO
やわらかい陽ざしのなかで
My style

ライフログ


ニューヨーク発・幸せになれる体質作り―Giving上流の極意


Debrett's New Guide to Etiquette and Modern Manners: The Indispensable Handbook


The 48 Laws of Power


NY発 世界基準の女の心得

検索

タグ

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

海外生活
ファッション