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20世紀NY社交界のドン、ブルック・アスターの美徳

昨夏、ブルック・アスターが105歳の生涯を閉じた。


彼女は1960年代に三度目の夫、ヴィンセント・アスターが亡くなると氏の莫大な財産を「頭を使って社会の本当に必要なところに還元し、すべて使い切ること」という遺言と共に相続した。

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以来、48年間にわたってブルック・アスターはそのミッションを真摯に受け止め、総額2億ドル(約200億円)を社会に役立てた。


しかもただお金をばらまくのではなく、まだニューヨークの治安がかなり悪い時代に友人たちが「危ないから行かないほうがいい」と心配しても耳を貸さず、ハーレムであろうがブロンクスであろうが逐一出向いて自分の目で確かめて、寄付を届けた。

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写真/ニューヨーク・タイムズ

けれど、晩年は寂しい人生を送った。
百歳を超えたあたりから認知症が進み、フルタイムの介護なしでは生活が送れなくなった。
そのため、彼女の身の回りの世話は、あらかじめ弁護士を通じて決められた条件通りに、ブルックの唯一の息子がみることになっていた。

しかし、それは条件通り遂行されていなかったということで、ブルック・アスターの息子(父親はアスターではなくブルックの最初の夫)を、実の子供であるブルックの孫がデイヴィッド・ロックフェラー氏やファッションデザイナーのオスカー・デ・ラレンタの妻、アネットを後見人として訴えるという醜聞が伝えられた。

孫、そしてロックフェラー氏らの言い分によると、冬でも部屋は寒々としており、リビングルームはかすかに尿の臭いがしたという。息子夫婦は少しでも多くのお金を相続したい一心で、介護するはずのナースを解雇するなどして経費を節減し、ブルックが失禁しても十分なケアをしていなかったのではないかというものだった。


ブルック・アスターが長年暮らしたのは、有名な建築家ロザリオ・カンデラが1931年に建てたパークアベニュー778番地の16階と17階にまたがるデュープレックス。

晩年、彼女は使用人だけに囲まれてこんな広い家にたった一人で暮らしていたのかと思うとなんだか寒々しい気持ちになるほど広い邸宅だった。

テラスは合計10、主寝室級に広いベッドルームが7つ、メイド部屋は6つ、ライブラリーなどを合わせると部屋数は20以上になる。

パークアベニューには桁外れに広いアパートが多いとはいえ、一万スクエアフィートを超えるこの規模のスペースは数えるほどだ。

今後、法的なごたごたが片付き、息子夫婦がここに移り住むのか、または売りに出されるのか、関係者の関心は高い。

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ちなみに、昨年七月、同ビル内の三階全フロアを占める14部屋からなるアパートが、高級ウエディングデザイナーのヴェラ・ウォンによって売りに出された。希望販売価格は3千5百万ドル(約35億円)だった。

この連載の初めにご紹介した蒋介石の側近だったウォンの父親が昨年亡くなり、彼女が家族と長年暮らしたパークアベニュー740番地を相続し、そちらに引っ越すことになったのだ。

買い手はすぐに見つかったが、問題はボード審査だ。
このビルの購入に際しては、買い手はモーゲージ(住宅ローン)を組むことが許されておらず、購入は全額現金、すぐに現金化できる財産は購入価格の最低でも三倍は必要。

加えてブルック・アスターのようなソサエティのドンが住んでいたビルだ。私財をそれ相当に社会に還元していることも要求されるだろう。

けれど買い手はあっけないほど無事にボードから許可が下り、昨年11月下旬にクロージングの運びとなった。

・この記事は、昨年週刊NY生活の連載「NYビルディング万華鏡」に連載されたものに一部手を加えたものです。
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by rumicommon | 2008-05-27 07:57 |  ーブルック・アスター

女目線でいわせてね^^ モテる男の当り前の条件

久しぶりの更新です。

今回も、男もはまる自分磨きの続きです。


ちょっと話題が古いですけれど、サルコジ氏、3度目の結婚相手は、よりにもよって、
イタリアの名家出身のスーパーモデル、カーラ・ブルーニでしたね。

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あのオナシスだって、エレガントなオペラ歌手、マリア・カラスの心を鷲づかみにしちゃっただけではなく、ジャッキーの妹リー、そして最後は当時、世界で最も高値の花と考えられていたジャッキー・ケネディと結婚してしまいました。

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いわゆるモテる男、いつもいい女が切れ目なくそばにいる男が、
背が高いとか、見かけがいいとは限らないということに関して、
わたしが何行も費やして証明する必要はなさそうです。

あなたの身の回りにもいませんか?
髪の毛だって相当薄くなっているし、最近はややおなかも出っ張りぎみ。
でもすごくきれいで、出来た奥さまが彼を見放す様子はまったくなさそうで、
しかも銀座なんか行くときれいどころの女の子たちにもモテる。

「そんな彼らにはパワーやお金に裏付けられた自信があるでしょ」って?

でも、お金も仕事もないのに、女がどうにも離れられなくて深みにはまっていっちゃうようなヒモタイプの男だって古今東西、探すのは簡単です。
しかも信じられないようないい女が貢いだりしちゃってるでしょ。

こういう男って、共通したある条件を満たしていることに、ある日突然!気が付きました。

Sexに秘訣があるって?
違うと思うわ~。
だって、Sexほどその人によって趣向や求めるものが違うものもないし、何より相性の問題だから仮にA子さんによくても、B子さんは全然評価しないってこともあってまさに十人十色。

では一体何なのかというと、

あまりに当たり前すぎて、思いっきりブーイングが来そうなんですが^^;

モテる男は、みんな「女好き」

考えても見てください。
サウスビーチに行くたびにわたしが感じること、
街にはすごく体のきれいなゲイの男の子があふれていて、ビーチに行けば裸同然で寝そべっていたりするわけです。
でも、彼らがセクシーだと感じたこと、わたしは一度もないのよね。
それはなぜかというと彼らにとってわたしは、その辺に生えている草も同然。
壁と言い換えてもいいかも。つまりそこにあることは分かっていても目に入らないというか、興味の対象にならない。

こちらもそれが分かっているから、お互いに目と目の火花が散るとか、
胸騒ぎがし、何かが起こりそうな予感がすることもないから、自分とは無関係なきれいな人というだけ。

そう彼らはどんなに素敵でも「女好き」じゃないから女にとっていい男の対象にはならないわけです。

でも、女好きといっても、やたら「ギラギラ」した視線を隠そうともせず下から上に這わせるような男という意味ではありません。

また、英語でいうWomanizer、つまり女を主に性交渉を持つための相手としてだけ「好き」で、ある特定の女性と長期間にわたる精神的なつながりがうまく持てないような男も、女は最終的には見切りをつけるはず。

結構キャバクラなんかに通っているのに、
「でもキミとキャバクラの女の子じゃ格が違うんだよ」
というような発言をする男もわたしのカテゴリーではWomanizerに気が生えたような存在です。

そういう男は心のどこかで女全体を卑下して見ている。
キャバクラに勤めているというだけで女を見下すだけでなく、
自分よりうんと学歴が高かったり、収入が高い女が現れると、
屈折した自尊心と上手く折り合いがつけられずに、別の理由をこじつけて「女じゃない」とか「可愛くない」とかって逆差別するってことはないでしょうか。

わたしのいう「女好き」の男は、フェミニストとしての「女好き」。

もっといえば、女なら子供でもおばあちゃんでも、
どんな職業についていてもみんな分け隔てなく好き。
基本的にだれにでもつい親切にしてしまうサービス精神が身についていて、
重いものを持っている女を見ればつい助けてあげたくなり、
キラキラ光るコスメに夢中になっている姿を見て、
「女って単純な生き物だなぁ、でも可愛い」と思え、
どうして「こんなくだらないものにお金を使っちゃうんだろう」と思いつつ
仕方ないか、とある程度は眼をつぶり、
「彼女にはいいようにパシリに使われているだけかもしれないぞ」と疑心暗鬼になりつつ、
でも、まいっか、この時間は楽しいんだしと思える、
基本的にそんな部分があるような気がするんだけど、いかがでしょうか。

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ストリッパーだってシングルマザーならサポートしちゃうって?


だれの本だったかどうしても思い出せないんだけど、
何かで読んでいてこの女性著者、鋭い!
きっと彼女自身がモテる人に違いないと確信したのは、
「モテる女って、男なら宅配のお兄さんであろうがだれであろうが、基本的にみんなが自分に親切にしてくれると信じている」というステートメントを読んだとき。

そこなんです!
その女がモテるのも全く同じ理由で偏見なく「男が好き」だから。
極上の曇りない笑顔をふりまけるのも、可愛くありがとうと言えるのも、
まっすぐな気持ちで好きだからこそ。

反対に、絶対に騙されるものかと妙にガードが堅かったり、
男の言葉の逐一の裏側ばっかり読もうとする女って結局男に不信感を持っているからモテるはずがない。

同様にモテる男って、おうおうにしてあっけらかんと、駆け引き抜きで女が好きってタイプが多い気がするのです。

好きこそものの上手なれっていうけれど、だからこそ、女と仲良くするのも上手だし、
嫌な面も上手く目をつぶって許せる。

世の男性のみなさ~ん^^
わたしたち女って可愛い生き物ですよ~。
学歴、収入、職業、全然関係なく、みんな男を頼りにしたいのよ。
そして、頼りにもされたいの。すっごくされてみたいの~^^

愛すべき存在なの。
どうぞそこんとこよろしくご理解くださいませ~^^
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by rumicommon | 2008-05-07 10:34 | 女目線で応援するいい男」


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