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ハロウィーン in New York

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アメリカにお住まいの方だけではなく、

最近では日本でもハロウィーンはなかなか盛大なイベントになってきているようですね^^

みなさんのブログを拝見していても楽しいです。


我が家でもハロウィーンは一大イベント。

まずは、パンプキンピッキングに行ってまいりました。

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皆さんも同じだと思いますが、1歳ぐらいでよちよち歩きを始めたころの季節ごとの子供の写真は宝ものですね^^
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4年前、近所のタウンハウスを練り歩き、Trick or Treatをした時。ご近所さんもなかなか力が入っていて楽しませてくださいます。
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明日は、NYの多くの学校では放課後ハロウィーンパーティがあったりして、
この日ばかりは朝から無礼講。

なんと! ハロウィーンのコスチュームを着て、メイクももちろんOKで登校していいそうです。
(日本育ちのわたしには信じられない!)


普段は、2,3時間の宿題でぎゅーぎゅー、テレビを見る暇もない子供たち。
この日を夏から楽しみにしていたといっても不思議ではありません。

こういうメリハリがあるからこそ、ノビノビしているのかもしれません。


みなさんは今年は何に変装しましたか?

我が家では、子供は魔女として、
友人のビルにお招きを受けたのですが、
ブロードウエイの女優さんが住むそのビルでは、
各階が競争ですごい飾り付けをしているそうです。

わたしも参加したかった。

Have a spooky Halloween!!!!!!
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by rumicommon | 2008-10-30 22:06 | 日常・一期一会

どんなに強運でもこれなしでは幸せになれない

コロンビア大学大学院ビジネススクールで、心理学者の立場から経営管理学を教え、

学生たちに絶大な人気を誇る講義をしている友人のボブ。

ボブは、経営管理に関して金融大手の会社などでも管理職相手に、

さまざまなレクチャーや研修をしています。

そのボブが、毎年、最後の講義の日には、こんなテーマで話をするそうです。

これからの人生、本当の幸せをつかむために必要なもの

これが、とても心に残ったので、みなさんとも、そのさわりをぜひシェアしたいと思います。


ボブ教授はトライアストロンが趣味のスポーツマン、なかなかいい男なんですが、1年の最後の授業では恒例でこんな話をします。

「人生で成功し、本当の幸せをつかむために外せない重要条件は何か」

彼の講義はいつも面白いので大人気です。

夏にプールサイドでバーベキューをしてくれながら、わたしたちに話してくれることも面白い!

だからみんなもう興味津津で彼の話を聞くし、クラスはいつも大人気だそうです^^


ボブ先生はこう続けます。

「万事窮すという状況で、夜中の1時に連絡できる友人が何人いるか」

そう、どんなに強運でも、どんなにパワフルに仕事で大成功していても、

否、逆にいうと、地位などが上にあがれば上がるほど、足元をすくわれる確率は高くなります。


経営者のみなさま、そして大企業の管理職のみなさまはひっしと同感くださるのではないでしょうか。

部下や家族にも言わないほうがいい機密事項は増えるし、

(それを言ってしまって身の破滅を招いた人は新聞を開かなくても一人や二人浮かぶはず。)

世間にはことあれば、足をひっぱってやろうという「嫉妬」が渦巻いています。

足元をいつもきちんと見ていなくてはいけません。

だれもかれも信じてはいけません。


嫉妬を女の専売特許だと思ってらっしゃるあなた、それは考えが甘いです。


男社会のすごさをご存じない、いえ、もしかしたらわざと知りたくないと思ってらっしゃるのでは。

オフィスで繰り広げられる「政治」から手を引いたら、それは昇進からも手を引いたと同じこと。

それは日本でも、アメリカでも、世界中どこの会社でも同じだろうし、

多くの方は「きれいごと」だと考えてらっしゃるチャリティの世界も同じです。

どんなに志が高く、本気で社会に貢献したいとは思っても、

ハイプロファイルで、有名なチャリティほど、

10人集まれば10通りのエゴが渦巻き、

それぞれが正しいと思うことを押し通そうとすれば、それはまさにポリティクスの世界なんです。


そう、上にいけばいくほど、孤独なもの。

役職が上がるほど、ものすごいストレスを一人で抱えなくてはいけないことも増えます。

だからこそ、人数は少なくてもいいから、

おなかの底から信頼できる友人がいることが

カギとなってくるわけです。


私的には、それは「自分のために貝のように口を硬く閉じていてくれる」友人でもあります。

オフレコで思いっきり毒舌を吐ける相手でもあります。

つまりその友人にだけは、他では話せないことを漏らしても安心・・・

だってそういう相手でもいなかったら、やっぱり相当きついでしょ。

ほら、CIAでもトップシークレットほど、そのミッションを知っている人数は少なければ少ないほどいい、といわれています。

口は本当に禍の元だから><;


また、それはここぞというとき、自分のために行動してくれる頼りにできる友人でもあります。

そんな友人はそう簡単には見つかりません。

その友人のために、自分も同じこと、いえそれ以上のことを

喜んで惜しみなくしてあげられなくては友情は続かないでしょう。

これまで書いてきたような直感の瞬発力を相当に磨いてないと、

出会っても行動し、引き寄せ、吸引し、がっつりとつかみ取ることはできないでしょう。


ボブの話に戻ると、その目安となるのが、

夜中の1時に電話をできる、

または、かかってきてもすぐに飛び起きて役に立ちたいと思える友人が何人いるか
いかがですか?

喜びはシェアすることで倍に、悲しみは半分に、

そんな友人、

あなたには何人いますか?
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by rumicommon | 2008-10-29 10:33 | 女目線で応援するいい男」 | Comments(0)

CHANGE by オバマ?

歴史的に民主党が優勢のニューヨーク州。

ウォールストリートのお膝元、
巨万の富が集中するアッパーイーストでも、
一部の例外(FOXニュースのオーナーマードックさんなど)を除き、
民主党を支持する人がとても多い。

選挙はいよいよ来週。

オバマへの期待は強まるばかりです。

Real Clear Politics の調査結果もほら、オバマ優勢が加速気味。

数年前、バドワイザーのこんなCMが人気を博しました。



街には、「Wassup?????」と叫ぶ男たちがあふれましたね~^^


そのパロディ版がこれ ↓ です。

なんと! 上のバドワイザーCMを作成した同じディレクター、

チャールズ・ストーン氏が個人的な趣味で作成したものです。

だから登場人物もおんなじ!


8年のブッシュ政権の結果、人生この先真っ暗闇、

職を無くし、

イラク戦争に派遣されたものの、なかなか帰国できず、

災害は相次ぎ、

けがをしても保険がないため、痛み止めも変えず、

株価は下がる一方で、首つり自殺を・・・・

そこに現われ、一筋の望みを感じさせるのが、バドワイザーならぬ・・・・・





ここまで神格化されてしまったオバマ。

凡人なら、このプレッシャーにつぶされそうですが。

はたして、本当に歴史に残る大統領として、世界をCHANGEしてくれるのでしょうか。


060.gif日本でも「CHANGE]は必要かもしれませんね。

わたしはこの方、たまき雄一郎さんにそのCHANGEをお任せしたいと思い、2年間にわたり、個人的に応援してきました。

そのたまき雄一郎さんの事務所では、選挙の一環で思いを伝えるためのチラシを印刷する資金が不足しているそうです。

お近くにお住まいの方、ぜひたまきさんのブログをご覧ください。
そしてご協力をよろしくお願いします!
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by rumicommon | 2008-10-27 23:50 | NY1%未満の時事

ダコタハウスの歴史と著名人たち

ニューヨーク、セントラルパークの西側、セントラルパーク・ウエストの72丁目に、あの有名なダコタハウスがある。

ダコタハウスは、ジョン・レノンがビルの前で射殺されたことや、ポランスキーの「ローズマリーの赤ちゃん」の舞台に使われたことでも一躍有名になった。

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レナード・バーンスタイン、ルドルフ・ヌレエフなど著名なの芸術家たちが暮らし、

ローレン・バコール、ロバータ・フラック、そして小野ヨーコさんなどが住まいとしていることでも有名な歴史的なCoopだ。

アッパーイーストのCoopに比べれば、審査基準も「ゆるく」リベラルなダコタではあるが、それでも過去には、ボード審査ではねられ、入居をお断りされたビッグネームもある。

70年代には、ロックグループ「キッス」のベース奏者、ジーン・シモンズ、歌手のビリー・ジョエル、そしてシェールが断られている。



ダコタハウスは1880年に、マンハッタンでは2番目に古いアパートメント形式の住居として着工された。

ミシンで有名なシンガー社社長、エドワード・クラークは、ヘンリー・ジェーンウエイ・ハーディンベルグを建築家として雇った。この二人は、同じコンビで20年後にはプラザ・ホテルも手掛けている。

72丁目のセントラルパークウエストにダコタハウスがオープンした当時、周囲には何もなかったことからダコタを彷彿とさせるということで「ダコタハウス」と名付けられたと言われているが、建設が始まると、クラーク氏のコネクションで、このアパートはニューヨーク上流階級の間で大変な話題となった。

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当時はすべてのユニットが賃貸であったが、ビルが完成する前に、申し込みが殺到し早々と入居者は決まってしまったという。 

七二丁目北側に位置する正門を入ると、ヨーロッパ式に中庭が広がり、各コーナーには荷風が昇降機と記したエレベーターと階段がある。

当初は、4部屋~20部屋の65ユニットから成ったダコタも、一世紀以上にわたる歴史の荒波と経済的な激動期を乗り越え、現在では103世帯。

つまりいくつかの大きなユニットは小さなユニットに分断され、最上階にあったプレイルームとジムはアパートになり替わった。

間取りはそれぞれに異なるが、各部屋の天井は13~14フィート(約4m前後)と大変に高い。

十九世紀の当時としては画期的な設備を備えていたことも特筆に値するだろう。

冷暖房はセントラルヒーティング、電気も館内での自家発電が可能、キッチンには料理専用の小さなエレベーターが地階と直結しており、大規模なパーティを自宅で開催し、ケータリングを依頼する時には大変に便利だったはずだ。


072.gifこの記事は、昨年週刊NY生活の連載「NYビルディング万華鏡」に連載されたものに一部手を加えたものです。
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by rumicommon | 2008-10-24 06:39 |  ー伝説のダコタハウス

マッケーン劣勢はペイリンが原因?

副大統領候補に指名されても、長い間、取材を断り沈黙していたペイリン。
けれど、とうとう逃げ切れず? 受けたのがCBSの女性アンカー、ケイティ・クーリックのインタビュー。

でもでも、これが大失態を演じることになってしまいました。



何度見直しても、セラちゃん、一体何が言いたいのかわかりませ~ん。
それもそのはず、どうやら本人が一番わかってない模様。

ケイティに突っ込まれて、うっと詰まるところなど、かわいそうなぐらい。
インタビューしながら、ケイティの「一体何が言いたいの~」ってな顔に注目!


そして・・・

NYでは大人気のコメディショー、「サタデーナイト・ライブ」では、
ペイリンのそっくりさん、ティナ・フェイ演じるセラの笑える「マネ」が、実は、ペイリンがケイティのインタビューの際、話したそのままを採用していたことを暴いたCNN



ニューヨークに来る際、
別のコメディアン、J・レノにも、ペイリン・ネタで、
「ペイリン、NYのタクシーに乗ってみてびっくり、運転手をオサマ・ビンラデンだと思ったんだよ」みたいなジョークを言われておりました。


副大統領候補同士の討論会の際は、秘かにニューメキシコに缶詰合宿をして、討論の特訓を受けたペイリンだったのですが・・・。


そのペイリンを副大統領候補に指名するという超危ない賭けをしたマッケーン、
長年公僕として国に尽くしてきたことに対しては、
だれもが大きな尊敬の念を感じているはず。

でも、わたしの心配は、最近のマッケーンには健康面での不安を感じること。
もし、大統領に当選したとして、激務の4年間をやりとおすことができるのか。

もし、マッケーンに何かあれば、次なる大統領はペイリンです。
果たして彼女に大統領としての器はあるのか。

それに、マッケーンのぷっつんしちゃう傾向も個人的にはちょっと不安。

「700ビリオンドルの救済策が通らないなら、キャンペーンは一時中止だぁ」
みたいなことを後先考えずに言っちゃったものの、実際否決されちゃって、
共和党の長老たちが肝を冷やす場面があったり、
賭けでペイリンを副大統領に指名したものの、
果たしてそれは良識的な判断だったのか、軽はずみではなかったのか。

軍関係者の間にもマッケーンの激しやすい傾向に眉をひそめる向きもあるそうです。


確かにオバマにも未知数の部分はたくさんあります。
けれど、オバマには海千山千の錚々たる長老たちがアドバイザーとして助けを差し伸べています。
そして、また彼にはそれを聞く耳がある。

テロリスト扱いされても、FOXニュースに執拗な意地悪い扱いをされても、
多くの修羅場を、品格を失わずに乗り越えてきたオバマ。



では、奥さんたちはどうでしょうか・・・・


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シンディのワシントンデビューは30歳の時。
初めて招かれたワシントンの女子ランチでは、マッケーンの前の奥さん、キャロル・マッケーンの名札しかなく、しかも彼女のテーブルは半分以上空席。多くの人が彼女と同席したくなかったのです。

マッケーンが、交通事故で重傷を負った奥さんを捨てて、20歳以上も若くて、しかも富豪の令嬢と結婚したことを、ワシントンは許せなかったのです。

それ以来、シンディはアリゾナに引っ込み、マッケーンはワシントンに単身赴任。

また、税金絡みのスキャンダルに巻き込まれたとき、シンディはその辛さに耐えられず、
処方箋のいる痛み止めを所属していたチャリティ団体から盗んでしまうということもありました。

美しく蝶よ、花よと育てられた繊細なシンディ、逆境に弱いのかもしれません。

一方、ミッシェルは英語でいうならタフクッキー。

おうちでは、夫が自分の靴下を拾わないと怒るし、
ゴミ出しは当然夫の仕事と思っている。

キャンペーン最初のころは、
夫が大統領になるよりも、家庭が、子供の教育が大切、
だから、大統領選に出馬するなら今回限りにしてね! 的なことを口走り、問題になったことも。


彼女なら、ワシントンで少しぐらい意地悪されても、そんなことでしっぽを巻いて逃げる「たま」ではないでしょう^^

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30年前までは、黒人がホワイトハウスに入ることすら難しかったと言います。
オバマが当選すれば、すごいことになりますね^^


最後は、こちらで笑ってください^^。マッケーン! お疲れ様~^^。

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by rumicommon | 2008-10-21 03:24 | NY1%未満の時事

不況に強いファッション会社の成功の秘密

このご時世にあって(デパートが閉店、合併をしているご時世に)、

ファッション業界では稀有な、黒字を出している会社について、

なるほど~と納得すること、感じたことを、ファッション・マーケティングの観点から勝手に分析してみたいと思います。

エストネーション六本木ヒルズ店

六本木ヒルズで働くか、広尾、南麻布、南青山、恵比寿、白金界隈に住むおしゃれなヒルズ族の中には、百万円単位でまとめ買いをする人もいることでも有名なお店。

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六本木ヒルズ店

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銀座店


エストネーションのサクセスの秘密


1)ターゲットは富裕層を狙い、高級感はあっても、一般消費者も入りやすい敷居の低さとフロー

2)センス抜群のバイヤーの目で厳選した多種ブランド&幅広い価格帯の商品が共存する店内



今は昔バブルの時代、あるブランドのオーナーにこんな提案をしました。

・VIPフロアーを作り、お茶などをお出ししてもてなす上顧客だけしか入れない特別な空間を作り差別化する

この提案はその会社では採用され、結構ブランドイメージを上げるのに貢献したのではないかとひそかに思っております。

しかし長引く不況風にさらに追い打ちをかける世界的恐慌の不穏な足音を感じる今、VIPフロアや、高かろう良かろう的な考えは頭打ち。

富裕層ほど、資産に損失を計上している今、教育費やチャリティなどはともかく、
自分へのぜいたく品などへの消費には財布のひもが固くなり、
いかにも敷居の高そうなお店には、これまでのように気軽には入らなくなってきているのではないでしょうか。

ちょっと見るだけのときに、VIPフロアに通されるのではたまりません。

その点、エストネーションは、ブランドごとのカテゴライズもなく、ジル・サンダーのとなりに何気でモスキーノがあり、そのちょっと先に、おしゃれだなぁと思って手に取ってみるとなんと2万円台の新進デザイナーのワンピースがあったりします。


これです!

これなんです!!


そして、誰に対してもウエルカムな雰囲気、啓蒙的だったり売ってあげましょう的な対応でないこと。


気軽に入れるお店の利点は、バーゲン品を買うつもりで何気に入っても、お店の方が感じよくて、つい秋の新作を買ってしまうことだってあること。

安物だけ、高いものだけを価格帯やブランド別にカテゴライズしたりするのではなく、

高いものも安いものもいろいろなブランドをさりげなく取り混ぜるエストネーション・スタイルだと、

値段やブランド名の先入観なく選べるという利点があります。

ブランド別になっていると、高そうなコーナーには最初から寄り付きもしないかもしれませんが、さりげなく取り混ぜてあると、つい手にとったものが高いものだったり、逆に安いものだったり、サプライズがあります。

そして、お値打ちないいものを掘り出せると充実感を味わえ、

つい高いものを手にとってしまっても、その魅力に負け、買ってしまうこともあるかもしれません。

その際、敷居の高いお店の上顧客であれば、安いものを買うとき感じなくてはいけない引け目も、ここではあまり感じる必要がありません。

初めて入った人や高いものには手がでない人も必ず手が届くモノを探せます。

イメージはハイエンドなのに、自分たちにも手が届くと感じられること、

ハイエンドのお店で商品を買えたときに味わえる所属意識はとてもうれしいものです。



これまでは、「ん? ちょっと高く感じるけれど」

というプライシングが却って、そのモノの価値に、より信憑性を添える効果も期待できました。

超高額の美容液、英語教材、レクチャーなどによく見受けられましたね。

しかし、これからは、ハイエンドであっても、

お手頃感、

お値打ち感、

割安感があり、

得した気分になることが重要なのではないでしょうか^^


そうそう、最後に東京の有名アーケードなどを歩いていて感じた、

明らかに販売促進の点で失敗している例をあげておきたいと思います。

店長さま、ご参考になればうれしいです。

・毎日同じ商品が同じところにディスプレーされている

これだと、「あのお店の商品は全然売れてない」と知らしめているようなもの。

だから、販促のプロはこうします。

・毎日朝いちばんに、ショーウィンドウのコーディネートを変える。

・店内に並んでいる商品の位置を毎朝移動して変え、一見昨日とはまったく違う商品が並んでいるような錯覚を与える


・ディスプレーはその日のお天気、気温と相談して決める


雨が降りだしたら傘やレインコートを真っ先に店頭に、

肌寒い日は、やや厚めの衣類を全面に、

2月、8月など季節の変わり目で商品が動きにくいときは、次のシーズンのものをただ漫然とディスプレーしているのではなく、外から目につくところに、その時期のセール品も魅力的に展示する。

・目も合わせず「いらっしゃいませ~」と上がり調子の声掛けはしない。

だっていらしてくださりうれしいです、という感じを全然受けないから。

それより目が合うまではそっとしておき、目があったとき、ニコっと笑い
「何かお手伝いできることがあればおっしゃってください」というだけで十分。

小さな工夫でモノは売れるはず。

これからは、アイディア勝負ですね^^

ご成功をお祈りしています!
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by rumicommon | 2008-10-17 22:38 | NY1%未満の時事

永井荷風が暮らした百年前のマンハッタン・2

今回は、前回に引き続き、永井荷風が百年前に書いた「あめりか物語」の「長髪」に登場する資産ある伯爵家の長子、藤ケ埼国雄がニューヨークで住んでいたビルを突き止めてみたい。
 
国雄は、在籍していたコロンビア大学にも来なくなってしまった。小説中の「私」は、国雄を案じてという気持ちもあろうが、大方は好奇心からであろう、前の大家から聞いた新しい住所を尋ねてみることにする。

公園西町○○番地、セントラルパークに面した十階建てのアパートメント・ハウスビルだ。
ビルには、紫色の制服に金釦を輝かした黒人の門番がおり、八階の目当ての部屋へ「私」は昇降機に乗って行ったと書いてある。

しかもそれは大きな建物で、外界の音は一切遮られ、廊下の空気は大伽藍の内部のように冷ややかに沈静している。 

押した鈴の音は遠く部屋の彼方で響くのが分かり、取次の人が出てくるにも時間がかかるという描写からその家の天井は高く、部屋はかなりの広さであることが想像できる。

まずはその家の主である婦人が登場する。
年の頃はもう二十七,八、ブロンドの髪の毛を今にも肩の上で崩れ落ちるかというように束ねた、睫の長いぱっちりした碧の目をした女性で、国雄より年上、裕福な夫から不品行の角で離婚され、ニューヨーク社交界からははみ出しものになっている。

国雄はその女性の家に住みつき、刹那的な恋愛の相手としていわば玩具のように扱われていると「私」の目には映る。

荷風がニューヨークに滞在したのは一九〇二年から四年間。
つまりその頃既に存在していたセントラルパーク・ウエストのビルで、一九〇〇年以前に建てられ十階建の大きな建物を集中して探せばよい。

現存するビルでは、コロンバスサークルから九六丁目までの間に一つだけ条件に該当するビルがある。

一八八二年に建てられたダコタ・ハウスだ。

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1880年代に建てられたダコタハウス。建築家はのちに建てられるプラザホテルと同じ。

昇降機(エレベーター)もあるし、ドアマンというより門番といったほうがふさわしい人が常駐している。
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建物は中庭をはさんでいくつかの棟に分かれ、ビルの廊下は天井が高く古めかしく、まさに大伽藍の中にいるような錯覚に陥る。

アパート内部も天井の高さは一三フィートでまさに音が響く。

もちろん、国雄は既に取り壊されたビルに住んでいた可能性もある。

けれど、一九世紀に建てられた上流階級が暮らしていたビルといえば、ダコタ以外考えられないのではないかと思う。
 

ダコタハウスについては、次回に続きます。


072.gifこの記事は、昨年週刊NY生活の連載「NYビルディング万華鏡」に連載されたものに一部手を加えたものです。
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by rumicommon | 2008-10-08 06:38 |  ー100年前のマンハッタン


20年+住んで見えてきたNYの常識=日本の非常識やニューヨーカーから見た日本人のすばらしさや不思議なことなどをご紹介します。


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