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NY上流に徹底して嫌われたリチャード・ニクソン元大統領

 072.gifこの記事は、週刊NY生活の連載「NYビルディング万華鏡」に連載されたものに一部手を加えたものです。他のコラムとは文体が異なりますが、ご了承ください。


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photo/ⓒTime inc.(personal use only)
ニクソン元大統領、就任式。ケネディから引き継いだベトナム戦争を泥沼試合に持ち込んだ挙句終結。2期目のキャンペーン中ウォーターゲート疑惑に巻き込まれ、再当選したのち、辞任。ハーヴァード、イェール、プリンストン大など出身の並みいる閣僚や政治家たちの間にあって、学歴の面で(不必要な)コンプレックスが本人を苦しめ続けたといわれている。



マンハッタン、アッパーイーストでは、パークアベニューから五番街近辺の由緒あるビルほど、お騒がせなセレブ、有名人を嫌う傾向にある。

 住人の主に長老たちで組織されたボード(委員会幹部)審査で、気に入られなかったバイヤーは、どれだけ富を提示しても入居を断わられるということはこれまでも何度も書いてきた。


 嫌われるのは芸能人やハリウッド関係者だけではない。政治や元大統領も例外ではない。


 前回ご説明した「リバーハウス」に住むキッシンジャーは、この連載で以前に取り上げたパークアベニュー740番地への入居を断られたと、マーク・グロスは著書「740Park Avenue 」で書いている。

 ノーベル平和賞を受賞するという輝かしい功績を残した政治家さえ、ボードの面々とそりが合わないと入居を断られるのだ。

 というか、キッシンジャーがこの時点で住まい探しで苦労を強いられた理由は、ニクソン政権時代、ウォーターゲイト事件のかなり近い部分にいたということが原因だったようだ。
 

 まして米国史上初めて現役の大統領で辞任に追い込まれたリチャード・ニクソンがこの界隈で総スカンをくったとしても不思議はない。



 再選を有利にするために、敵である民主党本部に盗聴器を仕掛けようとしたウォーターゲート事件で、前代未聞の醜聞にまみれ、弾劾直前で辞任したニクソン。
 



 大統領には再選したものの、大統領補佐官らがまず辞任に追い込まれ、本人も弾劾裁判を前に辞任することになった。
 



 ワシントンを後にしたニクソンは、カリフォルニアのサン・クレメンテで五年間を過ごす。が、何か思うことがあったのだろう。その後一九七九年には、ニューヨークに引っ越してきた。



 ニクソンの住まい探しも最初はスムーズに進むかのように見えた。

 ロザリオ・カンデラという1930年代の有名な建築家が37年に建てた東七二丁目一九番地(40世帯ほどのこじんまりとしたCoopで、)の九部屋、三寝室、リビングルーム、フォーマルダイニングルーム、ライブラリー、メイド部屋二つ、キッチン、バスルーム五つからなる最上階のユニットを購入すべくボード審査も通過した。   


 このビルは、一番小さなユニットでも七部屋、二寝室、メイド部屋二つ、バスルーム四つ、大きなユニットは一一部屋という比較的ゆったりした造りのビルで、ニクソンが買おうとした同じアパートが四年前、一千五百万ドルで売れている。


 ところが、そのことがニューヨーク・タイムズ紙に掲載されると、ボード以外のビルの住人たちがニクソンの入居を激しく抗議し始めた。


 
 結局、ニクソンは住人たちの反感を押し切ってまでこのビルに住むことは諦め、「アッパーイースト住まい探し」の長い放浪の旅にでることになる。
 
 (このお話次回に続く) 
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by rumicommon | 2009-03-27 21:29 |  ーニクソン元大統領 | Comments(0)

オバマ怒り心頭ーAIGボーナス事件に思う

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今、アメリカでは、巨額の負債をかかえて、
もう少しで倒れそうになっている、
かつてはブルーチップの保険会社だったAIGが、
国民の非難を浴びています。

政府からビリオン(兆円)というBail Out(救済)をしてもらっていながら、
社員にボーナスを支給していたということで、
オバマを筆頭に、
世間は怒り心頭しているのです。

ニューヨーク州検事総長のアンドリュー・クオモに至っては、
社員のリストを取り寄せて公開すると鼻息も荒く、

民主党上院議員のクリス・ドットは、
救済を受けた何十社という会社全体が、
ボーナスは受け取るべきではない、
たとえもう手にしていても、
返却すべきだと息巻き、
国民の「魔女狩り」的感情論に油を注いでいる状況です。

あの~、でもですね。
言わせていただけば、
状況がよかったJPモーガンとウェルズファーゴは、
政府のBail Outなんかいらんぜよ、
と、いっているのに、
みんな平等に借りてくれないと困る、という
政府の言い分で、無理やりビリオンというお金を押しつけられたわけです。

それで、ボーナスは支給しちゃいけない、
あーしろ、こうしろと口を出すだなんて・・・
放っておいてくれと言いたくなる気持ちは分かる気がする。


このあたりのことについては、姉妹ブログ

だれも書かない★ニューヨーク1%未満★
に書いていますので、詳細をご存じない方はどちらもどうぞ^^


072.gif
リセッションを煽る英単語

ある30代カップルのアッパーイースト算盤勘定




このことについて書く前に、
わたしたちの身の丈でこの問題を実感していただくために、
まずちょっとこんな例え話をしてみたい。


あなたは高校野球で全国優勝を目指して日夜
一所懸命練習に励んできました。

優勝のあかつきには、
夢にまで見た球団が、あなたを5千万円で雇うと約束してくれたとします。


で、頑張り抜いたエースピッチャーのあなたは、見事優勝をはたしました。

けれど・・・・

結局5千万円の契約金を受け取ったあとに、
球団から「悪かった、あの話はなしにしてほしい。お金も返してほしい」と言われます。


その理由は、あなたの通っている学校の他の生徒が不正を働いたため。


その責任をとって、あなたの学校の優勝は反故にされてしまいます。


3歳にして野球の選手を夢見、
ずっとそれ一筋に来たというのにです。



さて、そんな時あなたはどう思いますか?



数日前のニューヨークタイムズに
元AIG社員がCEOに宛てた
辞任を叩きつけるメールが掲載されました。

New York Times;Dear AIG, I quit!

そして彼のおかれた状況は、まさに上記のたとえそのもの。

その彼は、FX&コモディティ部門のヘッド、
AIGで長年の間、身を削り働き、
今年も、会社が損失を計上している中、
彼の部門は何百億円の黒字を計上します。


けれど・・・・
AIGが政府から救済を受けたという理由で、
彼は、
自分の名前が世間にさらされる(身の危険につながるかもしれない)
可能性が出てきたばかりか、
契約通り受け取ったボーナスは返せと迫られます。


で、この人は、結論としては、
ボーナスは返さず、辞任することにします。


そして税引き後のボーナスは全額!
この金融危機で被害を受けこまっているチャリティ団体に寄付し、
お望みならその証明書を提出すると書いているのです。

072.gif日本語に訳してくださっているサイトをリンクしておきます
金融日記/AIG社員の最後の手紙(翻訳、藤沢数希)


ウォールストリート日記/退職願:AIG CEO殿


↑のお二人に多大な敬意を表します。
ご多忙な中、多くの時間を割いて、ボランティアで情報を提供くださることに、
そして、某新聞社などの「オバマ就任式の演説」の残念な誤訳とは違い、正確で読みやすい訳であることに・・・



これを読みながら
わたしは以下のような感想をもちました。

1)世間の多くは、Bail Outの本当の意味を知らない。政治家やメディアもそれをきちんと説明しないばかりか、感情論をあおり、ますます景気のネガティブなスパイラルを加速させている

そうなんです。政府は気が遠くなるほど0がついたお金を「救済」していますが、それはあげているわけではないのです。

金利5%で融資しているのです

でも多くのアメリカ人たちはそれを知りません。
国税を「与えている」と思っているのです。


もちろん、負債を抱え、政府から巨額の救済をしてもらいながら
ボーナスを出すというのは筋が違うと思います。

ならば、AIGのケースでいえば、
ボーナスが出る前に政府がどうして止められなかったのか。


それはしないで、
彼らの社内での契約ごとも尊重せず、
もう手にしてしまったボーナスを返せだなんて、
こうなってくると、
民主主義とは一体なんだろうということにもなってきます。


2)世論を感情的に刺激することで、AIGの社員たちを窮地に追い詰め、倒産の危機が・・・


つまりこういうことです。

問題の部署にいた幹部は辞めさせられた。
(問題の部署、CDSにいた問題の人たちはすでに儲けるだけ設け、会社はさっさと辞め、責任の所在はなし)

               ↓

会社に利益をもたらした多くの優秀な社員は世間から後ろ指さされ、命の危険まで感じ、会社を辞める。

               ↓

残ったのは士気の落ちた社員だけ。

               ↓

会社が倒産する危険が強くなる・・・・

クオモは60億円分のボーナスを返してもらうことに成功したみたいだけど、
100億円以上利益を上げた優秀な人をはじめ、何人かやめている状況を考えると
あまり賢いやり方だとは思えないんだけど~

               
せっかく巨額の融資をしても、倒産してしまえば、そのお金は本当に返ってこなくなってしまいます。

会社が倒産すれば、政府の打撃は、ボーナスがどうのこうのといっているレベルではなくなってしまいます。
それこそ、せっかくつぎ込んだ国税のビリオンはどうなるの~!!

だからこそ、こんな時ほど、パニック・モードは厳禁。

一旦出してしまったボーナスを返せと、「魔女狩り」を施行しても、
世の中は一層混乱するだけではないでしょうか。


3)救済(政府から融資)を受けた会社すべてがボーナスの支給をやめれば、ニューヨークの空洞化はすぐに始まり、犯罪率は上昇し、70年代のように市が破産するということもなきにしもあらず


姉妹ブログにも詳しく説明しましたが、

ニューヨークでは、たとえ億というボーナスをもらっていても、
日本でなら感じられる富裕層としての実感は感じられません。
それほどに過去20年の間に不動産は暴騰し、生活費がかかるからです。

その上、何十社という大手金融すべてがボーナスなしということになれば、   
基本給だけではとても生活費をまかなえず、
しかもこれまでの貯金や投資もこの金融危機で
大幅な損失をだしている多くの人たちは、
ニューヨーク市にこれ以上とどまることはできなくなるでしょう。


市が空洞化すればどんなことが起こるでしょうか。

そう、最初は小さな波もドミノ式に次々と波及し、最後は怒涛のような津波になって世界中に波及していくでしょう。


それを今、どう食い止めるか、

「魔女狩り」にやっきになっている場合ではない、と思うのはそんな理由からなんです。

まずは、今日からBail Outという紛らわしい言葉を使うのはやめてみてはどうでしょうか。

で、ボーナスは、その分を消費にまわしていただくとして目をつぶり、
もっと前向きに、行きましょう。
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by rumicommon | 2009-03-27 04:38 | NY1%未満の時事 | Comments(0)

NYでサクセスする男の絶対必要条件

NYで男がサクセスするために、絶対に必要な条件?

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白洲次郎、この方も兼ね備えてらしたのではないかと、
出版されているほとんどの書物を読み、確信しました^^




英語力じゃないかって?

はい、もちろん。
でも
英語力は21世紀において、
世界を舞台に活躍する男なら、
いえ女だって、
NYだけでなく、上海でも、ムンバイでも、
ロンドンでも必要。



逆境を切り抜ける胆力とか、ユーモアのセンス?

はい、もちろん
それは世界を舞台に活躍する男なら、
いえ女だって、
パリだって、ミラノだって、
台北だって、ソウルだって、
世界中で必要です。


え~身長ですって~?
違いますって^^




今の時点ではNYで必要になってきている、
サクセスする男の絶対必要条件、

それは、いずれは、
日本でも、ヨーロッパ各国でも、
もちろんラテンアメリカでも、
アジアでも必要になってくると思います。



わたしが大好きな
白洲次郎も、
渋沢栄一も、
オバマも時空をこえて、
この条件は兼ね備えていらっしゃるんじゃないかな。

(彼らが長年連れ添われた、もしくは連れ添った妻からも想像できます^^)


その条件とは、

ウーマナイザーという意味ではない、
いい意味での女好き
フェミニストであること。



そしてここがすごく肝心です。


フェミニストであるということは、
つまり、
女性の上司とも自然体でうまくやっていけるということ

「生きにくい世の中になってきたな~」ですって。
あはは、本当にそうですよね。



でも、先方(女上司)だって
男の部下をどう扱おうか手を焼いているかもしれない。



みなさまご存じのように、
人種のるつぼとして、
Diversityの先進都市、ここニューヨークでは、
宗教、人種、セクシャルオリエンテーション(ゲイとかストレートとか)、
国籍などを超えて平等であろうと
大変な力の入れようです。


特に最近では、
大手の会社ほど、
女性を管理職に登用することに尽力していています。


尽力しているということは、つまりこういうこと、

ここにAくんとBくんが管理職候補として並んでいたとします。
二人は同じ能力、同じ学歴、同じ業績を残してきたとします。

Aくんは白人、 Bくんは黒人だとします。

Diversityに力を入れている会社ならBくんを迷わず採用します。



また、ここにCさんが現れたとします。
Cさんは女性です。

するとですね。たとえこれまでの業績において、
CさんはややDくん(白人)に劣るとしても、
Cさんが選ばれる可能性が高いのです。



つまりニューヨークでは、
こんなふうにDiversityに力を入れているので、
当然のように、最近では
徐々にですが、
大手の会社ほど、女性の管理職が増えてきています。


そして、あなたや、
あなたのご主人、彼が
女性の上司に仕える可能性は大変に高くなってきました。



でも、これが結構難しいのよね。
アメリカ人男性だって、結構戸惑う人が多いようです。


せっかく能力があって、
リーダーシップがとれても、
こと女が相手だと調子狂っちゃうタイプの男だと、
ここですべてが水泡に帰す可能性もあります。




ではここで質問です。

あなたは下の項目のうちいくつ当てはまるものがありますか?



・子供がいながら妻が仕事を続けることに抵抗を感じる、

・妻(彼女)が自分より給料が多いことに抵抗を感じる

・子供のオムツを替えることに抵抗を感じる

・妻が家を空けることに抵抗を感じる

・家事を積極的に手伝うことに抵抗を感じる

・妻(彼女)が政治や経済の話をし、議論をしかけてくることに抵抗を感じる

・妻(彼女)が新聞を読むことに違和感を感じる


上記のうち、当てはまるものが5つ以上あれば、
女上司とは知らず知らずのうちに、
ぎくしゃくしてしまう可能性がありそうです。



え? え?
妻と上司はまったく別モノですって?


でもね、下手すると妻より長い時間共にすごすのが上司です。

どんなに隠そうとしても、
サクセスしている女上司は
そういう空気感にとっても敏感なものなの。


それに、女目線でいわせてもらうと、
妻と、銀座の素敵なマダムは別モノっていうならば、
どこかにアンチ・フェミニズムの芽が感じられる。



女はみんな同じよ~。


上司だって、部下としてがんばってくれてるあの子だって、
仕事をもっている妻だって、
専業主婦の妻だって
あなたが秘かに愛人にしているあの女だって・・・・。


根はみんな「女」ということで同じ。
どんな男勝りでも。




ビジネスで成功している女のそれまでの道のりは長く、
いろいろな面で犠牲にしてきたことや
乗り越えてきた山も多く、
ある面、男に対して、
世間に対して、
必要以上に肩に力が入っちゃっているかもしれない。



というかそのぐらい頑張らないと手に入れられなかったのが、
今の地位に違いない。


でもだからこそ、
実はとても脆い面もある、とも言える。



もっというなら、
ホンモンのフェミニストの男なら、
イチイチ男の沽券などというものを振りかざさないで、
そんな女のがんばりを応援できるんじゃないかな。


(というかそうであってほしい~)



そしてそれは確実に自分のサクセスにつながっていくはず。


男社会にあって孤立奮闘している彼女は、
理解してくれる味方が少ないかもしれない分、
一旦信頼を得たなら、
しっかりバックアップしてくれるに違いない。




なんですか、奥さま、 
「タクの主人には見込みがありませんわ~」ですって。





ならば、近い将来、
世界的にこの傾向は波及することが予想される今、
息子さんをぜひ!
女上司とも自然体でうまくやっていける男に育ててくださいませ^^



わたしの親友たちは、
息子ちゃんが小さいころから、
ゴミ出し、お皿洗いなど、
家事を手伝ってもらい、
お料理は楽しいと思わせるために、
まずはケーキなどから一緒に作ったりして
成功しているようです。



娘が小さいころ、
わたしは意外な発見をしました。



うちに遊びにきた3,4歳ぐらいの男の子の
全員が、娘がもっていた
子供サイズのキッチンにすっごく興味をもったこと。



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男の子をお持ちのお母様方、
善は急げです~。
時々女の子のおうちを訪ねて、
キッチンで遊ばせてみてはどうでしょう。


女々しい男になっちゃうんじゃないかって?

大丈夫です。

わたしが知る限り、
結局、男の子たちは、
なんだかんだいっても
「戦争ごっこ」やソルジャーや、
スーパーヒーローが大好き。


これは古今東西、
DNAレベルで定められたことのようですね。


でも男の子にも女性ホルモンはあるように、
キッチンごっこを楽しめるDNAもきちんと組み込まれているようです。




みなさま、ご成功をお祈りします!



ご訪問ありがとうございます。
数あるブログの中からご覧いただきうれしいです。
大変に勝手な都合で恐縮ですが、コメント等は、
060.gifだれも書かない★ニューヨーク1%未満★   のほうにいただけますとありがたいです。


072.gif参考までに

白洲次郎 占領を背負った男 上 (講談社文庫)

北 康利 / 講談社


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by rumicommon | 2009-03-26 10:56 | 女目線で応援するいい男」 | Comments(0)

日常を離れて「元気」を充電 Part2

子供の学校の春休みを利用してやってきた
カナディアンロッキーが美しい、
スキーリゾート地、ウィスラー、




来年に冬季オリンピックを控え、
ウィスラー山とブラックコム山をつなぐ、
全長5キロのロープウェイが12月に完成しました。


途中、3キロは、タワーなし、つまりつなぎ目なしの、
ちょっと怖いロープウエイに乗ってみました。



山から山へ、11分の空中ぶらりんこの時間でした~。



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最初は、向こう側の目的地の先が見えないことに、ややパニック状態に。
まるで、ジェットコースターで、ゆっくり谷間に墜ちていく感覚でした。




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こんな細い針金に20人近い私たちが乗る鉄の箱がぶら下がっているなんて~><;




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やっとこさ、先が見えてきました。少しだけ安堵。
夫は高所恐怖症なので、かなり青ざめっぱなし。

娘は、降りた後一言、

「もう一回あっち側に戻ろうよ~^^
今度は床がガラスになっていて↓が透けてみえるのがいいな~^^」



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ウィスラーのビレッジはとっても可愛いです。かなりレベルの高いイタリアン、メキシカン、そしてフュージョンのタパスのお店、あ、日本食のレストランもあります^^




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夜のライティングもとてもきれい。まるでまたクリスマスに戻ったような錯覚を起こす町です^^






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おまけ。フォーシーズンズのライブラリー。
とても落ち着く空間でした。
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by rumicommon | 2009-03-25 23:08 |  ーウィスラー | Comments(0)

外国人の視点で日本史を学ぶ

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昔のブリタニカやオックスフォード全集を老後の楽しみとして蒐集しています。

また、趣味としては、
幕末から明治維新、大正デモクラシーの時代にかけて
日本は一体どんなだったのかを、
外側から、つまり外国人の視点で書かれた本を集めています。


一部をご紹介しますと・・・・・

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カーネギーさんが、事業に大成功した晩年(明治後半)、世界一周旅行をした際に書きためた旅行記。

日本についての記述は、とても好意的で

当時の日本の都市計画の技術、清潔さ、庶民の教養の高さにおどろく場面も。


       
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(左)白洲次郎氏もお持ちだった、1911年刊のブリタニカ。当時の勢いのいい日本について書かれた部分は面白いです。


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(右)ペリーが浦賀に黒船で乗り付けた数年後、布教の一環で神父さんの妻としてやってきた21歳の女性の日本滞在記。4,5年の滞在中に3人も子供を出産なさいます。知性あふれる書で、知らなかったことのオンパレード、とても興味深いです。

子供に飲ませるミルクがなくて、苦労するんですよね。で、お米のとぎ汁を飲ませていたそうな。

蚤の市で夫が見つけました。絶版。著者のサインを見つけました。

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彼女が日本に来たのは幕末、1860年代、実にその40年後再び日本の地に立った時のサインです。



結婚前の庶民の日本女性は生き生きしていてとてもきれいなのに、結婚するとお歯黒にしなくちゃいけなくて、すっごい形相になることを残念に思う彼女。「きっとやきもち焼きな日本男性の陰謀に違いない」みたいなユーモアのセンスも、かわいい。

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当時、とび職、船頭さん、郵便配達人などは、夏はふんどし一丁で働いていたそう。で、体全体に見事な刺青をしていて、アメリカ東海岸で保守的に育った著者のマーガレットさんはどぎまぎしてしまいます^^;(きゃわいい)


夜はネズミとこうもりの闇夜を切り裂くような音とすっごいにおいに悩まされ、夏は蚊に刺されまくってかなり苦労なさいます。


今や大都会のはずの横浜のお寺を借りて住んでらしたのですが、
あの当時はお江戸までは遠い、小さな漁村にすぎなかったのが、嘘のようです。


       
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(右)昭和8年ごろのフォーチュン日本特集。地図の赤い部分は当時の日本が占領していた場所。

                               
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明治初期の日本では、特に子供たちはどんな生活をし、どんな遊びをしていたか、また、若いアメリカ人が見た当時の日本について書かれています。庶民が生き生き、清潔に暮らしていたことが分かります。


写真中央の「Things Japanese」は、京都俵屋旅館の趣ある書庫にあり、とても面白かったので同じものを探して購入しました。


鹿鳴館にやってくる、慣れない洋装の面々をちょっと揶揄する部分があったり、日本は街を歩くと魚の腐ったようなにおいがするとか。


確かに未知の国に上陸してまず気になるのは、その土地独特のにおいですよね。


今となっては、時代劇では描ききれない時代のディテール、
驚嘆と尊敬の視点で西洋人たちが書いたこういう書物こそ、
もっと翻訳してほしいな~と思いますが、今どきそんな本は売れませんかね~。


今は、幕末に日本を騒がせた米国の初代日本総領事、タウンゼントハリスの日記を読んでいます。

繊細で知的だったハリスが孤独と戦った1年の日記は知らなかったことをいろいろと知るきっかけになりました。


また近いうちにご報告いたします。
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by rumicommon | 2009-03-25 02:16 | 日常・一期一会 | Comments(0)

今だからこそ日常を離れ「元気」を充電

学校の春休みを利用して、我が家では恒例のスキー旅行に行ってきました。
今年も昨年に引き続き、カナダ西海岸、ヴァンクーヴァーから2時間ほどの、ウィスラーにまいりました。




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シャトー・フェアモント・ホテルからの眺め。時計台のある建物はコンドミニアム。その後がフォーシーズンズ・ホテルです。




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ヴァンクーヴァーから約2時間、ハイウェイを走ればウィスラーに。
ヴァンクーヴァーとウィスラーの中間あたりで迎えた朝焼け。カナディアンロッキーが湖に映し出される姿も絶景でした。




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来年に冬季オリンピックを控えるウィスラーには山が二つ。ウィスラーとブラックコム。これはブラックコムのほぼ頂上に近い辺り。ウィスラー山を背景に。どちらの山の頂上近くにも山小屋レストランがあって、初すべり(午前7時半)の前のここでの朝食は最高♪




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ブラックコム山側の中腹より、シャトー・フェアモント・ホテルを見下ろします。
フェアモント・ホテルはブラックコム側、スキーロープのすぐ脇にあって、ロケーションは最高です。
家族で滑るといつもわたしが一番最後。スピード狂の夫と娘にはついていけません・苦笑





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昨年はフォーシーズンズに、今年はシャトー・フェアモント・ホテルに泊まってみました。
サービスではフォーシーズンズ、施設とロケーションではフェアモントに軍パイが。
ゲレンデを見ながら、プールで「一杯」やる楽しみは、フェアモントならでは。






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室内プールとジャグジー。スキーの後のジャグジーは筋肉をほぐしてくれてもう、最高。
毎日、スキーの後、ジャグジーで人目も気にせず本に没頭していた娘。






次回は、世界最長、ブラックコム山とウィスラー山をつないだ全長5キロのロープウェイのお写真なども掲載いたします。



まるで空の上でゆっくり、ジェットコースターに乗っているみたいでした。
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by rumicommon | 2009-03-24 22:56 |  ーウィスラー | Comments(0)


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by rumicommon

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