娘が東京で泊まったオークラと国際文化会館
娘が初めて親抜きで行った日本旅行。
宿泊先は選びに選び抜いて決めていました。
一緒に行く友人は日本は初めてです。
ベストな日本を見せてあげたくてかなりエネルギーを注いでいました。
長野県別所温泉の花屋さんはガイジンには知られていない老舗旅館。
行くのが大変だったようですが行って大正解でした。

ホテルオークラ
国際文化会館は、戦後ジャーナリストの松本重治氏とロックフェラー3世の提唱により、国際的な相互理解の促進を目指して設立されました。
東京では3つのホテルに宿泊しました。

ケチケチの娘ですが、旅行の印象は泊まるところで変わってしまうことは、18歳バックパックを担いだヨーロッパ1ヶ月の一人旅で、ユースホステルに泊まり熟知しています。
今は仕事もしており稼いでいるので、適度に節約の手綱を緩めることもします。
最初に泊まろうと考えたのは恵比寿のホテルでした。
娘が小さい頃から、夏は恵比寿周辺で過ごし、現地の小学校にも体験入学をさせていただきました。
そんなご縁があって、恵比寿は東京のホームベースのようなもの。
そのホテルにも食事に行ったり頻繁に出入りをしていたので懐かしかったのでしょうね。
ところがお値段は思った以上にしたそうです。
コロナ明けにきれいに改装してオープンしお値段も上がったようです。
しかし、他の目ぼしいと思ったホテルはすでにどこも満室です。
それで娘に「何処か知らない?』と聞かれ、国際文化会館を推薦しました。
ここは宿泊施設ではなく公益財団法人なので、ここで宿泊をするためには会員かその親族、友人、知人である必要があります。
そのため年末年始でもそれほど混んでないのです。
さらにありがたいことに、ニューヨークのニッポンクラブと相互互助関係があり、ニッポンクラブの会員のわたしはここを使うことができます。
お庭は戦前に三菱財閥3代目が造営され、ほぼそのままが残っています。
ビルは1960年代に建てられ、ミッドセンチュリーの落ち着いた閑静な鳥居坂に位置します。
最近では毎年麻布十番をベースにしているので、なじみもあります。
ただ、一応このように言っておきました。
「フロントの方たちはオークラからいらしている一流のホテルマンばかり。あなたたちみたいな小娘が来ることは少ないと思うので、くれぐれもご挨拶はしっかりしてね。可愛らしくニコニコしてお声がけしてね」
「よろしくお願いします」という言葉と腰から曲げるお辞儀を忘れないで。
続いて、もう1軒は彼女たちの予算からすれば清水級です。
同じくミッドセンチュリーのオークラホテルです。
オークラは娘が小さい頃、必ず家族で泊まっていました。
夫がここの痒い所に手が届く素晴らしいサービスと、ミッドセンチュリーモダンなインテリアが大のお気に入りだったためです。
娘が小学生になると恵比寿に長期滞在するようになりましたが、アメリカ人の親しい友人が夏休みにお父さんとオークラに滞在するようになりました。
お父さんはビリオネアで株主総会の時期にいらっしゃり、いつもペントハウスの、これ以上は考えられないほど広いプレジデンシャルスイートにお泊まりでした。
娘は毎日のようにここのプールか、アメリカンクラブのプールで一緒に遊んだのです。
オークラはわたしも80年代の編集者時代、思い出いっぱいです。
まだ駐車場が無料で停められた時代で、勤務していた会社が近かったため、残業がなく、その後の予定がある日は、ここにこっそり車を停めていました。
ハイランダーというバーが大好きでした。
いかにもロンドンにありそうな、小さめジェントルマンクラブのバーのような感じ。
当時は中に入るとうっすらタバコの靄がそれほど広くない部屋全体にかかっていました。
女性の姿はとても少なく、いかにも虎ノ門周辺に勤務する紳士たちが、仕事の打ち合わせなどで使う場所です。
そんな中に、その日ばかりは辛口の銀鼠の仕立ての良いスーツで地味で控えめにそっと入っていきます。
中にはチラと視線をよせてくる紳士もいますが、すぐにもとの会話に戻っていきます。
今はもうハイランダーはなくなってしまいましたが、
さざんか、オーキッド、桃花林、山里、ベルエポックなどは今もあるんですね。
オークラは高いのですがアメックスの特典があり、宿泊費は300ドル引き、そして100ドル分何に使っても良いというディールも見逃しません。
その金額をつかいルームサービスでお寿司をいただき、カシミアのセーターをクリーニングに出していました。
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by rumicommon
| 2026-01-16 11:12
| ー東京
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気がつけばあと数年で古希。N Y生活も35年。いろいろあるけれど毎日必ず楽しいこと、嬉しいことは見つけられる。
by コモンるみ
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