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素敵な男やもめのエレガンス

夫には高校時代ぐらいからのお付き合いの友人が数人います。
みんなそれぞれに個性的で本当に「いいヤツ」ばかりなのですが。
(夫が年下なのでみんな年下です)

中でも群を抜いてユニークな存在はグレッグです。
グレッグは40歳になるかならないかで、四人の子宝に恵まれたのですが、最後の双子ちゃんが生まれた半年後に妻を亡くしました。
この経緯は別ブログに譲るとし。。。


下二人は双子ちゃんなのですがお母さんの顔を知らずに育ちました。
そしてグレッグはまだ乳飲子だった子供も含めた小さな四人を見事に育て上げました。

今、下の二人も大学を卒業し、仕事に就いています。

子育ての裏には、すぐに彼女の方から接近してきたガールフレンドや、亡くなった妻の両親(彼の義両親)の甚大なサポートがありました。


とはいえ、彼が父親として果たした役割は「お見事!」の一言です。

さて、その彼も、最近新しいガールフレンドができました。

先日わたしたちもお会いするチャンスがあったのですが、とっても素敵な人で、わたし自身がこれからの人生を生きるロールモデルにしたいと思ったほどです。

実はこの彼女、彼より7歳年上なんです。
最初それをラブラブで舞い上がっている彼から聞かされた時は、正直耳を疑いました。

なぜかっていうと、彼より7歳年上ということはその女性は70歳だからです。

32歳と39歳のカップルや
42歳と49歳のカップルなら理解できます。

若い時から連れ添ってきて63歳と70歳になったというのもわからないでない。

でも、出会った時の年齢がそれだとしたら。

しかも、グレッグのイメージって同じ年齢や年下の女性となら付き合いそうだけど、まさか60代になって年上の女性を選ぶとはとても意外な気がしたのです。

ところが、子供たちも大賛成している様子。

わたしも会ってみて、初めて納得できました。
なぜ、彼が彼女に恋に堕ちたのか。

女のわたしから見ても、憧れるほど素敵な女性だったのです。
この女性を選んだグレッグ、やっぱりただものではない。
心底そう思いました。


彼女のことはまた別ブログに譲るとし。。。

今日はこっそりグレッグらしいお写真を公開します。

素敵な男やもめのエレガンス_e0136254_06495267.jpg
フランス語は堪能な彼
今パリに行っていて
こんなラウンジウエアを買ったそう。
こういうお店を知っているのがすごい!
家の中で高貴な色紫の
こんなものを着るという
古式ゆかしき世界観が
いかにもグレッグらしくって
夫と二人で大ウケしてしまいました。



上記のラウンジウエアはさておき。。。
彼はとにかく何かにつけて趣味がいい。

けれどその分、お金もかかる人です。

ただ、集めているコンテンポラリーアートのコレクションはお父さま譲りで趣味がいいけれど、手放すときは必ずかなり値上がりしているというおまけつき。


乗っている車はなんとかという何度聞いても名前が覚えられないビンテージカーです。
それは頻繁にお修理が必要で、しかもだれにでも修理ができるという代物じゃない。
お抱えのお修理の人がいたのですが、その人に払うお金で車が一台買えるほど。

それでもこの金食い車は当分手放す気持ちはないようです。


夫が一足だけ持っているBurioniの靴は彼に勧められて買ったもの。
夫には清水買いでも彼にはそれがスタンダードです。



そうそう、彼は仕事に行く時は、今でもスーツをピシッと着ている人なんです。
ペルシャ人の仕立て屋さんに、ゼニアやロロピアーナの生地を使って仕立ててもらうのです。

その仕立て屋さんには顧客のプライベートクラブがあって、まずはそのメンバーにならないとお仕立てしてもらえないのです。



ダンディとは彼のためにある言葉。

身につけているもの、趣味のもの、住んでいる家、全てがとにかく英語で言うOver the Top

子供たち四人の学費は確か亡くなった妻がトラストファンドを立ち上げていて、全てそこから賄われているはずなので、子沢山でも彼は悠々自適なのです。






スタイルとかエレガンスって面白いですよね。

女も男も、お金があれば買えるものじゃない。

どんなにお金を積んでも身につかない人もいる。

それがエレガンスというものなのでしょうね。
















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季節のはざまに重宝!

薄手ニット3タイプ

ポロタイプのニット(黒)

小さく丸められてシワ知らず

サマーニット的素材感

薄手で伸縮するオフタートルのニット

ワンサイズ小さめです。

中心のシャーリング(両面)でおなか周辺の贅肉を

隠してくれるソフトなニット



だれも書かない★ニューヨーク1%未満★


by rumicommon | 2023-10-03 06:53 | 女目線で応援したい男 | Comments(2)
Commented by ココ at 2023-10-03 12:33 x
ルミ様はこの紫を、センス良きと見ますか否か?
Commented by rumicommon at 2023-10-03 23:17
> ココさん
あはは。わたしのライフスタイルにはこのようなラウンジウエアそのものが合わないですし、この紫はう〜ん、悩むところですね。笑
でも、彼ならどんな色も自分に引き寄せてしまうそんなセンスの力があるのは確かです。


気がつけばあと数年で古希。N Y生活も35年。いろいろあるけれど毎日必ず楽しいこと、嬉しいことは見つけられる。


by コモンるみ

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