夫の友人Cくんが早々にリタイアした後すぐにしたことはプロのシェフが通うクリナリーインスティトゥートでお料理を習い、それとは別に寿司職人についてお寿司の握り方も習い加えて何万ドルという投資をし一眼レフのカメラや望遠レンズを購入し写真とフォトショップを勉強することでした。
そして20年来のパートナーであるスーザンの後押しで世界中に写真を撮りに出かけました。

彼が撮ってきた写真の中でわたしがとても気に入っているのはこちら。買わせてもらおうと思っています。カンボジアで撮ったもの。
今回弾丸トロント滞在で泊めてもらったゲストルームに飾られていました。


こちらもいいなぁ。表情がイキイキしているんです。


けれど彼が一番得意とし情熱を傾けているのは「動物」の写真です。

こちら↓はスノーレパード。ネパールの山奥でしか見られないばかりかなかなか姿を現さないらしいのです。
ナショナルジオグラフィックのカメラマンが氷点下20度のこともある山奥に7ヶ月粘ってそれでも撮れなかったそう。


彼はネパールの山奥の水洗トイレもない粗末な牢屋以上に条件の悪い小さな部屋に泊まり寒さに震え手先や足は凍傷になりそうな経験をしたえぬいてこの写真を撮りました。

雪山の奥で長時間待ち伏せし8日目にやっとこの写真を撮ることに成功。かなり過酷な日々を過ごしたようです。

「大変だったね」というと、「でもそこで普通に人が住んでいるんだよね」「そしてみんな本当に親切なんだ」「世界に写真を撮りに出ていくといかに自分たちが恵まれているかそして彼らの凄さを思い知らされる」と謙虚に言います。
アフリカ、ボツワナの像。


ジャマイカでとったハミングバード

アフリカ各地には５回行っているはず。動物たちの表情がとってもユーモラスで人間に近いパーソナリティを感じます。

この秋行く予定はブラジルのジャングル。
昨年の日本では雪の日に温泉につかる猿を撮りたかったのだけど時期的に無理だったため、
来年はできればもう一度日本で温泉のお猿さんに挑戦したいそうです。

そして9月にはトロントで個展を開催予定です。

今からその日を心待ちにしています。

お近くにお住まいの方がいらしたら詳細が決まりましたらお知らせします。CくんのInstagramは
https://www.instagram.com/cortconover






日本では祇園の舞妓さんと元祇園の名妓茜ちゃんのお写真も撮りました。

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