心に漣が立った時は真珠 : NY人生一瞬先はバラ色

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心に漣が立った時は真珠

かつてマドンナがすぐ近所に住んでいた頃彼女も同じブロックにある老舗のイタリア料理のお店に頻繁に通っていました。
昔からあるそのお店は、普段着のまま来られる憩いのレストランだったはず。
主にご近所の人だけが来るレストランで彼女を特別扱いすることもなくそっと普通に無視してあげる。わざわざ声をかける人もいなかったはず。

わたしたちも、年配の常連さんが多いそのちょっと古ぼけたお店が大好きです。

そのレストランに30代のウエイトレスさんがかなり長い間働いていておなじみになりました。

彼女のヘアは必ずポニーテール。白いシャツと黒いスカートの制服の胸元に７cmぐらいの珠の真珠のチョーカーをつけています。
若いのに真珠。
今どき彼女たちの年齢で真珠なんてガラ系の携帯を持ち歩くぐらい稀有なこと。

けれど、彼女なりの年代を超越したエレガンスを感じます。
何度目かの時とうとう夫が話しかけました。「その真珠のネックレスはきっと、特別なものなんだね」
すると彼女は答えました。「大好きだったおばあちゃんの形見なの」

真っ赤なマットな口紅と白い透けるような肌の彼女にその真珠のネックレスは本当にピッタリなのです。
また、そのレストランだからこそ彼女の真珠が馴染んで感じられるのでしょう。

以来、わたしも自分の誕生石である真珠をゴソゴソと引っ張り出してきて頻繁に身につけるようになりました。

ニットトップ在庫に一枚ございます。ネックレスは１メートル以上の長さのバロック真珠Rish NYで数年前販売したものです。右手のコロンとしたバロック真珠の指輪はN Yベースの「MIZUKI]左手のリングはインスタグラムで購入したもの。

冠婚葬祭にならない着こなしはきっと可能！

１メートル以上のバロック真珠は80年代のシャネルのバロック真珠と重ね付けかなり重くなるので長時間着用には向きません。

Rish NYでたくさんの方がお買い上げくださった自慢のLOVEオリジナルリングこれをつけると必ず声をかけられると多くの方に喜んでいただいています。

ユニクロのブラカップ付きタンクの首元が少し寂しいなと感じる時は20歳のお誕生日に母がプレゼントしてくれた真珠のネックレス。必ず上にはジャケットを着用します。

心がなんとなくザワザワする時は真珠を身につけると、不安な漣を鎮めてくれるように感じます。
海の奇跡でもある真珠の持つ浄化作用のおかげなのかもしれませんね。

イタリアンレストランの彼女もおばあちゃんの真珠のネックレスを身につけることで同じような効果を実感しているのかなと思いました。

尚、真珠は汗や化粧品、香水に弱いので夏着用した後は、必ず柔らかい布で拭いて直射日光が当たらないところに保管してくださいね。