かつてフランスの植民地だったルイジアナ州。

そのせいか今も

クラシックなフレンチコロニアルの

名残を感じるニューオーリンズです。

ルイジアナ州は全米で

もっとも貧しい州と言われていますが、

ここガーデン地区は

樫の木が影を落とす通りに

瀟洒な住宅が建ち並ぶエリアです。

２０年前のハリケーンカトリーナによる

大洪水でも被害を免れた場所です。

ここでは平屋の小さな家もセンスがよく

広大な敷地に建てられた

歴史的な大邸宅もあります。

また目抜き通りのマガジン通りには

ブティックやアンティックストア

高級レストラン、雰囲気の良いカフェ、

地元のバーが並び、延々と続きます。

正面玄関の鉄門と珍しい鉄の階段何度もペンキを塗り重ねており歴史を感じます。

19世紀さながらガス灯が灯る邸宅もたくさん。

5分歩くと汗がじっとりと滲んできます。

空気は停滞しており

時折肌を撫でる熱風に

さらに汗が噴き上げてきます。

思わずカフェに駆け込んで

冷たいお水をガブ飲みしたくなります。

２００年以上の樹齢の木。ここで感じる同じ太陽を地球の違う場所でも享受しているとは思えないほど圧倒的な熱量の違いを感じます。