ニューヨークで味わえる本格的な「和」のもの
昨日はお茶のお稽古に行ってまいりました。
主に帛紗の使い方を学びました。
焼き栗 北米初登場の四国特産「クィーンマロン」使用 日本でも有名な栗だそうで 温暖な気候と適度な降水量が高品質な栗の栽培に 適しているのだそう。
大粒で濃厚な甘味が効いてます。 ニューヨークでここまで本格的なものが 味わえるなんてすごいでしょ?
口の中に入れるとふわっと栗の風味が広がります。 少しブランデーが入っているのかしら。 お・い・し・い〜。
この後にいただいた苦味のある抹茶は最高でした。
至福の時間。 そしてとても懐かしい気持ちになりました。
祖母の実家には栗林があり、子供の頃、この季節になると栗拾いに行ったのを思い出しました。
先生のところに伺うようになり、季節を意識するようになりました。
ニューヨークにいると、特に春と秋は駆け足で通り過ぎてしまいます。 そのため、この一瞬の秋を存分に味わい尽くしたいと思うようになりました。
掛け軸はこちらでした。
吾心似秋月
我が心は秋の月に似て 丸く、角がなく、澄み渡っている。 (というわけにはなかなかいきませんけれど)
かつて生活に自然界が密着しており 人々は季節の移ろいを 感じとり、味わいながら 刻一刻と揺蕩うように 人生を流れていったのですね。
前回のお茶菓子に加えこちらも、ニューヨークで作られたものだと教えていただきました。
京都で修行された女性の和菓子シェフが作られています。 @ogawagashi
しかも、同じものを買えるお店も教えていただきました。 @mogmog_lic です。
こちらは小さなお店なのですが、日本から選りすぐった食品の品揃えが素晴らしいです。
例えば、今は四国フェアをされていました。
こんなものや
こんなものがフェアの一環で売られていました。
このゆずからりんは、胡麻油との相性が良いそうです。 納豆に少しふってみたらとても会うことがわかりました。
さらにはこちらも買ってしまいました。 うにやいくらが大好きな娘のために。
春にはこのような和菓子も売っていらしたようです。 この食料品店もぐもぐはグランドセントラルから地下鉄7番で一駅です。
これから週に一度ぐらい通いそうな自分を感じています。
主に帛紗の使い方を学びました。
帛紗のたたみ方、懐中の仕方、
棗の清め方など。
わたし的に意外だったのは肘をあげてその動作をすること。
お茶も点てました。
こちらも意外だったのはかなり激しくシャカシャカすること。
そそっかしいわたしの場合、激しくすると飛び散るのではないかと心配で、控えめにしていたのですが、先生のやり方は倍以上の激しさ。
と言っても手首のスナップを利用し、とても優雅です。
自分でやってみて案外飛び散らないことがわかりました。
さて本日の和菓子です。
がさつなわたしですが、お茶を始めてから、多少ですが所作が優雅になったかなと。。。
そう思っているのはわたしだけかもしれませんけれどね。あはは。
ニューヨークに本格的な裏千家茶の湯センターがオープンしたのは1964年。
初代所長の山田先生とは素敵なご縁をいただきました。
by rumicommon
| 2024-09-29 07:33
| つれづれ備忘録
|
Comments(6)
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umisanjin at 2024-09-29 21:29
こんばんは。 どれも美味しそうです♪
栗、、大好物なんです。^^;
栗、、大好物なんです。^^;
1
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BBpinevalley at 2024-10-02 04:54
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rumicommon at 2024-10-02 09:16
> BBpinevalleyさん
コメントありがとうございます。
ゆずからりんをご存知でしたか?
本当にいろいろなものに会いますよね。
からりんと言いながらそれほど辛すぎるわけでなし。
わたしもいっぺんでファンになっております。
御ブログのお写真がとてもダイナミックで目がハートになっております。
コメントありがとうございます。
ゆずからりんをご存知でしたか?
本当にいろいろなものに会いますよね。
からりんと言いながらそれほど辛すぎるわけでなし。
わたしもいっぺんでファンになっております。
御ブログのお写真がとてもダイナミックで目がハートになっております。
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rumicommon at 2024-10-02 11:15
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kitaoni22 at 2024-10-02 12:36
鎌倉八幡宮直会殿で毎年書展があるのですが去年の書展に此の「吾心似秋月」を軸にして出品したので思わず掛け軸に見入ってしまいました。縦一行で書いたのですが二行の方が落ち着いて良かった等 こちらの掛け軸を見せたいただいて今頃になって反省しきり💦
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rumicommon at 2024-10-05 00:17
> kitaoni22さん
コメントありがとうございます。まぁ、なんて素敵な偶然でしょう。お書きになって出展されたものを、ぜひぜひ見せて下さいませ。これはとても美しい漢字が並ぶ言葉でもありますので、1行でも素敵なのではないでしょうか。
お習字は私も幼少時代は長く習っていたのですが、やめてしまいました。今、また機会があったら始めたいなーと思っているところです。
コメントありがとうございます。まぁ、なんて素敵な偶然でしょう。お書きになって出展されたものを、ぜひぜひ見せて下さいませ。これはとても美しい漢字が並ぶ言葉でもありますので、1行でも素敵なのではないでしょうか。
お習字は私も幼少時代は長く習っていたのですが、やめてしまいました。今、また機会があったら始めたいなーと思っているところです。
気がつけばあと数年で古希。N Y生活も35年。いろいろあるけれど毎日必ず楽しいこと、嬉しいことは見つけられる。
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