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サファリで見た弱肉強食の世界

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今回気温10度から40度に対応する5週間分の服を
20キロ未満でダッフルバッグに詰める必要があり
(小型飛行機に乗るため)
断腸の思いで一眼レフと望遠レンズは諦めました。
写真は全部スマホで撮っており
どうしてもピンが甘いしベタっとした写真で失礼します。





昨日早朝、お隣ニュージャージー州のニューアーク空港に戻ってきました。

行きはまずロンドンで1週間。
ロンドンから南アフリカのヨハネスバーグに飛びました。

けれど、帰りはケープタウンから16時間の夜間飛行直行便です。
今回の機種もファーストクラスがないジャンボジェットでした。

ビジネスクラスでも、ちょっとセンスは悪いけれどパジャマが支給され、座席はフラットにでき、ぐっすり眠ることができました。


リンカーントンネルの手前でマンハッタンの摩天楼を見ながら、帰ってきたとやっと実感が湧きました。

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サファリは動物たちの弱肉強食の世界
ここニューヨークは人間たちの弱肉強食の世界と言われますが。。。




ところで、アフリカに行くと人生観が変わるよ、と行った経験のある人たちみんなに言われました。

確かにわたしも人生観、変わったかもしれません。
人にも動物にも影響を受けたように思います。


これまで動物園の檻の中でしか見たことがない動物たちに間近なところで会え、彼らがサファリで繰り広げる生死を賭けた壮絶な弱肉強食の断片を垣間見、いまだにそれをどう自分の中で落とし込んでいいのかわからない感情にモヤモヤしています。



一時は密猟者の暗躍で絶滅の危機に瀕したライオンたち。
しかし今は、ボツワナ政府の民間セクターとのコラボによるWin-Winのコンサベーション制度のおかげで、彼らの天下です。
人間による妨害はほとんどなくなりました。

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ライオンたちは、車の中にいる限りかなり近づいても人間に飛びかかったくることはありません。
これは、長期に渡って関係者たちが築いてきたライオンとの信頼関係の賜物。

ただし、一歩でも車を出ると、危険を察知した野生の動物たちの本能がどんな行動を起こすかは未知数。


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9匹の、人間にすれば思春期のライオンたちの群れに出会いました。
けれど、彼らは別の縄張りから紛れ込んできたようです。

それがこの縄張りのボスライオンに見つかれば追い出されることになるそう。

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それも知らずライオンたちがくつろぐ中、わたしたちもSundowner(黄昏のカクテル)を楽しみました。


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実はこの晩、お腹を空かせた雌と雄2匹ずつのライオンたちが、水牛の大群に目をつけて夜通し狙う瞬間に立ち会いました。

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この時の吠え声かなりドスが効いていて
狙われた獲物は震え上がるでしょう。


ボスライオンは、夜通し、かつて聞いたこともないようなドスの聞いた唸り声をあげて、水牛たちを威嚇していました。

懐中電灯をつけると、10メートルほど離れたところに水牛の大群がスクラムを組んでいました。

真っ暗な中、懐中電灯の灯りで水牛たちのたくさん並ぶ目だけが闇夜に浮かび上がり、まるでアニメのシーンのようでした。




いかに多くの水牛たちが身を寄せ合っているかがわかりました。
彼らは音を立てず静かに全員で移動をしていくのです。

中心には、狙われやすい小さな子供たちを据えてみんなで守っています。


ライオンの吠える音は夜通しロッジまで聞こえてきました。

翌朝、4時半起きで現場に行ってみようとある男性が言いました。
そうしよう!
わたしは疲れていたのですが迷いはありませんでした。

ハラハラしながら現場にいくとそこにライオンたちはおらず、ボスライオンは、飛行機の滑走路で寝そべっていました。
どうやら、水牛たちの固いティームワークを突破することはできなかったようです。


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滑走路で和むボスライオン


水牛たちは離れたところで、やっと一息ついて寝そべっていました。
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サファリの朝は早いです。

世界遺産に登録されたオカバンゴデルタ地帯には朝靄がかかり、息を呑む美しさです。

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やっと平和が訪れました。




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ヘリコプターで空から見た動物たち。
湿地帯を母親象が子供の象を伴って歩いていました。
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象って人間のような感情を宿した動物です。
仲間の象が亡くなるとみんなが集まってきて
弔いをするそう。

子供の象を亡くした母親は
骨と化すまで愛おしそうに
死んだ子供象のそばを離れないそう。
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生まれた子供が雌であれば、
大人になるまで母親と一緒。

ただし雄であればある時期になると
母親により縄張りから追い出されます。

近い将来、大人になったとき
間違って母親と交配することを防ぐためだとか。

自然界の掟ってこんなふうに
保たれているんですね。

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珍しいパイソン柄の亀



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赤い蛙はカメレオンのように
状況に応じて色を変えます。




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何度見ても美しいシマウマ



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雌ライオンは雄よりすばしこく獲物を仕留めるのが上手。
けれど一番美味しい臀部を食すのは雄。

ある日潅木の茂みで
インパラを仕留めていたライオン。
まだインパラの全体像がわかりました。

けれど翌日その場に行ってみると
もう跡形もありませんでした。
ライオンの後にはハイエナなどの動物が
続き、すっかり食べ切ってしまうのです。





またある日は、マントヒヒの母親が死んでいるそばで途方に暮れて泣く赤ちゃんを見つけました。
動物の専門家のガイド曰く生まれてまだ1ヶ月も経ってないそう。

母親はどうやらパイソンに喉を切られて死んだようです。
車が近づくと赤ちゃんマントヒヒは、茂みの中に隠れ泣いています。


生き残れるのだろうか、とても心配でしばらくその場に居たかったのですが、サファリガイドとのミスコミュニケーションでその場を離れることになりました。

翌日、同じ場所に行ってみると、母親の死骸は跡形もなくなっていました。
赤ちゃんもいません。

ガイドが車を降りてチェックをすると、、、
赤ちゃんマントヒヒの尻尾だけが見つかりました。

どうやら赤ちゃんも母親も食べられてしまったようです。

「昨日この近くにレパードがいたからレパードの仕業かも」
とのことでした。


一見平和そうなサファリなのに、命懸けでみんな生きているんですね。

ライオンのあの遠吠えを聞き震えながら、それでもティームワークで子供たちを守り抜いた水牛たちに心の中でブラボー、やったね、と呟いてしまいました。





人生観が変わったといえば、この方に出会ったことも大きいです!



by rumicommon | 2024-11-28 09:59 |  ー南アフリカ | Comments(4)
Commented at 2024-11-28 16:07
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by rumicommon at 2024-12-01 10:46
> 鍵コメさん

リンクを貼ってくださりありがとうございます!
早速飛んでみました。お写真以外の文字は化けてしまっていましたが、素敵なお写真は見ることができました。
ご主人様、お一人でキャンピングカーで世界を旅されたのですね。それを気持ちよく送り出された鍵コメさんも素敵です。
また素晴らしいボランティア活動を長く続けてらっしゃるんですね。本当に人生が感動の連続であると感じられれば最高ですね!
子供たちの嫁が叶うために、わたしも何かできることはあるかと考えるようになりました。行動はまだまだこれからですが、頑張ります。
励みになるコメント心よりお礼申し上げます。
Commented at 2024-12-01 21:11
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by rumicommon at 2024-12-02 06:22
> 鍵コメさま、

文字化けは本当に残念ですが、お写真が拝見できて嬉しいです。
ご主人様の児童書はきっと子どもたちに夢を与える内容なのでしょうね。
お話を伺うだけでワクワクします。
また27万キロもドライブされたなんて、ご本人にとっても快挙だと思いますが、支えられた鍵コメさまも素晴らしいです。
コメントとても嬉しく拝見しました。
温かいお言葉をありがとうございます。


気がつけばあと数年で古希。N Y生活も35年。いろいろあるけれど毎日必ず楽しいこと、嬉しいことは見つけられる。


by コモンるみ

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