母の代の謎のVIPとエルメスの訴訟
わたしが生まれたのは終戦から10年以上経った昭和30年代です。
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by
通りすがり
at 2025-09-13 03:45
亡き母がいわゆる地方の旧家に輿入れし、慣れない家業を四苦八苦して学んでいた頃、姑に数人のVIPを紹介されたということです。
「この人たちが来たら、とにかく丁重に対応し、お買い上げは全て売掛で。請求はお盆と年末。お宅までこちらが出かけて行って払ってもらう」
カード支払いがない時代の、まるで外商なみの対応です。
ただ、そのVIPのおばあちゃんたちがお店に現れることはとても稀だったそう。
たま〜にお買い上げをしていただいても、お盆には支払いがなく、年末ギリギリにやっと払ってもらうという感じだったそう。
どうして祖母が一握りのそのおばあちゃんたちを、足を向けては眠れないほど大切にするのか理解ができなかったそうです。
だんだんわかってきたのは、戦争中、食べるものがなくて苦労をしていた時、そのおばあちゃんたちは農家で取れる野菜やお米をせっせと運んでくれた命の恩人だったそう。
現金の代わりに野菜やお米でお勘定を払っていた人たちだったのです。
そのご恩を忘れないためにも彼女たちが生きている限りは感謝の気持ちを込めて、VIP(お得意さまと言っていた)扱いをしていたのです。
これは、わたしもRish NYのVIP対応に生かしました。
4半期ごとに売り上げ上位50位の方々を表にしていました。
一方で2011年の創業以来の累積売り上げの上位50人も算出します。
今でも13年間ずっとお買い上げくださった方はリストとして残してあります。
また、早い時期から何くれとなくお世話になった方々も含め、VIP割引も提供していました。
お店を閉める時は売り上げ上位70位ぐらいまでの方で、最後の年までお買い上げくださり、当日いらっしゃれる方を、お世話になったスタッフと共にお招きして、国際文化会館で感謝の晩餐会を開催しました。
お買い上げくださったお一人おひとりに感謝の気持ちでいっぱいです。
特に、長きに渡ってお買い上げを積み上げサポートくださったVIPの方には直接お礼を申し上げたいと思ったのです。
昨年エルメスが、一定額以上を購入するいわゆる「VIP顧客」に、レアな商品や人気アイテムを優先的に紹介することに対し、「抱き合わせ商法であり違法だ」と訴えを起こすアメリカ人が出てきて話題になりました。
ただ、
これは老舗やハイブランドの世界ではよくあることです。
エルメスなどヨーロッパの老舗ブランドに限らず、ニューヨークのティファニーだって、ニーマンマーカスなどの高級デパートだって同じように売上の多いVIPを優先しています。
長年にわたり多くを購入してくれる顧客を大切にし、優先する売り方は違法なのでしょうか。
by rumicommon
| 2025-01-04 06:16
| 薔薇色のリタイア生活
|
Comments(2)
エルメスは、需要に供給が追いつかないと明らかな嘘を言ってわざと数量調整してるだけだから、下品なのです。
あと、大恩人であるはずの故ジェーン・バーキンが、エキゾチックレザーを使い続けるなら、あのバッグをバーキンと呼ぶなと言ってたのに、完全無視してましたよね。
投資目的でなく、信者やってるのは日本人だけ。
高価=上品以外の価値観が無いでしょうか?
あと、大恩人であるはずの故ジェーン・バーキンが、エキゾチックレザーを使い続けるなら、あのバッグをバーキンと呼ぶなと言ってたのに、完全無視してましたよね。
投資目的でなく、信者やってるのは日本人だけ。
高価=上品以外の価値観が無いでしょうか?
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> 通りすがりさん
ケリーとバーキンに関しては、昨今は需要に供給が追いつかないのは、わざと数量調整しているのかどうかは分かりませんですが、1人の職人さんが全工程を一人で担当しているため満更嘘ではないように思います。
ビジネスとして売り上げを増やすためなら職人を増やせばいいのでしょうが、かなりクオリティの高い職人芸が要求され、しかもクオリティチェックが厳しいため、それも簡単ではないと感じます。
あのバッグを実際に長年愛用してしまうと、他のブランドには真似のできないクオリティの高さと、生涯にわたってお修理してくれる点ではうなってしまいます。
売り上げを上げることより、数量制限してまで質の高さを保とうとする老舗の矜持が、個人的には好きです。
なお、ジェーン・バーキンがクロコのバーキンはバーキンと呼んでほしくないとクレームした件は、エルメス社がクロコダイルを捕獲する際、安楽死できる方法を取るという条件で両者が納得したはずです。
ケリーとバーキンに関しては、昨今は需要に供給が追いつかないのは、わざと数量調整しているのかどうかは分かりませんですが、1人の職人さんが全工程を一人で担当しているため満更嘘ではないように思います。
ビジネスとして売り上げを増やすためなら職人を増やせばいいのでしょうが、かなりクオリティの高い職人芸が要求され、しかもクオリティチェックが厳しいため、それも簡単ではないと感じます。
あのバッグを実際に長年愛用してしまうと、他のブランドには真似のできないクオリティの高さと、生涯にわたってお修理してくれる点ではうなってしまいます。
売り上げを上げることより、数量制限してまで質の高さを保とうとする老舗の矜持が、個人的には好きです。
なお、ジェーン・バーキンがクロコのバーキンはバーキンと呼んでほしくないとクレームした件は、エルメス社がクロコダイルを捕獲する際、安楽死できる方法を取るという条件で両者が納得したはずです。

気がつけばあと数年で古希。N Y生活も35年。いろいろあるけれど毎日必ず楽しいこと、嬉しいことは見つけられる。
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