ずっとお伺いしたいと思っていた広尾の老舗手袋屋さんに行ってきました。



広尾地中海通り5丁目の交差点をガーデンヒルズ方面に右折したところにまるでパリサンジェルマンの裏通りにありそうな可愛らしいお店があります。
Alta Classeです。手袋作り80年現在が３代目。
ブログで交流させていただいているてぶくろさんの経営されている直営店です。


世界中をまわられ手袋作りにはなみなみならない情熱を傾けてらっしゃる彼女とデザイナーの方にもお目にかかることができました。
わたしが買いたかったのは以下の条件を満たす手袋でした。

１、レザーである。（こちらの羊革は１頭から１組しか作れないそう）
２、内側にカシミアウールが貼ってある。（厳寒のニューヨークでは暖か裏地は必須条件です）
３、タッチセンシティブ機能搭載（スマホ操作が脱がずにできる。しかも親指と人差し指だけでなく全指にその機能が搭載されているなんて）




老舗と言われるブランドや会社の素晴らしさは長年の間にあみだした技は伝統芸として脈々と引き継ぎながら一方で日々進歩する新技術も柔軟に取り入れていくこと。
そんな柔軟性と時代と呼応する気概があること。
こちらのブランドはまさにそんな老舗の条件をしっかり兼ね備えています。




今は夏物の手袋がメイン。中には大判のスカーフも置いてありました。










梅雨になれば傘も扱う予定だそう。

まるで往年のカトリーヌドヌーブの名作「シェルブールの雨傘」に出てくる母娘で経営していた小さなブティックが広尾に出現。
そうなれば雨の日も楽しみに変わりそうですね！