
小学校時代の親友が素晴らしすぎる件
今年はとうとう60代最後の年。
この年齢になると、毎日が一日一生です。
「いつかそのうち」なんて言ってると、そのいつかは来ないかもしれないから。笑笑
この冬は体調をくずして思うところもあり、今回の帰国中夫の理解のもと、60代最後のバケットリストを実行しました。
その最重要が小学校時代の親友と二人で秘境の隠れ家旅館に一泊することでした。

昨年まで義母のことや自分自身の家族の事情で、実行にこぎつけるのに時間がかかりました。
が、やっと3年越しで実現できました。
本当によかった!

小学校時代の親友けいちゃんは偉大な女性です。
彼女は小学生の頃から、正しくありたいと願いそれを実行する人でした。
もちろんわたしだって人間として正しくありたいと思い行動していますが、彼女はわたしにはできない類の正しいことを次々と実行できるのです。
例えば彼女は40代の頃、看護師の娘さんと骨髄移植のドーナーに登録しました。
当時、骨髄移植をするためにドーナーも一泊入院し、痛みとリスクが伴うプロセスを覚悟する必要がありました。
多くの患者さんがドーナーに命をつないでもらっていますが、ドーナーにとっても身体的にきつくハードルが高いため、簡単にできることではありませんでした。
それでも彼女は40代で志願したんですよね。
ただ、骨髄の移植ができるのは55歳まで。
結局マッチする人は現れなかったようです。
55歳になると、長年のサポートへの篤いお礼と終了のお知らせが来たそうです。
けいちゃんは、病院などで検査の採血をされる際も、慣れない看護師さんに痛い思いをさせられても
「大丈夫、謝らなくて。だれでも最初は初心者だから」
「わたしの娘も看護師で、最初は慣れないで失敗していたのを知っているから。わたしでよければいくらでも実験台になるから何度でもやり直して」
と、すごい青あざができても、怯まず看護師さんに温かい言葉がかけられるのです。
一方、こんなエピソードがあります。
コンビニで万引きをして仲間が待つ裏口から逃げようとしている若い子に遭遇した時のこと。
「やめなさい」と注意をするためツカツカと歩み寄りそうになったのです。
それを見ていたご主人が、慌てて止めました。
「今時、余計なことを言うと刺されるかもしれないからやめておけ」
けいちゃんは渋々従ったそうです。🤣
彼女は現在、お母様とご主人の三人でしかも生まれ育った家で暮らしています。
13歳ぐらいの時に彼女のお父様が突然他界されました。
以来、一人っ子のけいちゃんはシングルマザーとなったお母さんと二人で生きてきました。
中学の頃優秀だったのに、結局お母様に負担をかけないよう大学進学は諦め商業系の高校に進学しました。
1日も早く社会に出て、お母さんを助けたいと思っていたからです。
彼女のお母さんもわたしは大好きでした。
いつもご自宅をわたしたちのために解放してくださり、みんなが大学生になっても、久しぶりに集まるときはけいちゃんの家が溜まり場となりました。
年に数回、親しかった男の子も含めた数人で集まり、冬はこたつに入りゲームをして長時間を過ごしたのが忘れられません。
けれど、わたしは大学を卒業した頃から仕事で忙しくなり、一方で人生の迷走状態にも入り、なかなか地元にゆっくり帰ることがなくなりました。
その間にけいちゃんは結婚。
さらに二人の子供の手が離れると、地元のJA(農業協同組合)の銀行に勤め始めました。
猛勉強をし、管理職資格試験にも合格、そのうち支店長になりました。
そして彼女の支店の売り上げは54店舗中ナンバーワンになったのです。
彼女が部下にも上司にも、クライアントにも慕われるのは、部下たちを陰ながら応援し、口座を持つ一人暮らしのお客様を定期的に訪問し、亡くなると必ずお悔やみに駆けつけるお人柄ゆえでしょう。
今は退職して、認知症が始まったお母様のお世話を家でしています。
けれど、今も理事として名を連ねており理事会には参加しています。
人の面倒見がよく、昔の小さな恩も絶対忘れない。
30代、40代はなかなか会えずにいましたが、幼なじみの友とは、たとえ長い年月のブランクがあっても、あっという間に心がつながり、いきなり本音トークに入れるのが良さだなとしみじみと思いました。
けいちゃんの真似のできないおおらかで強い優しさ
by rumicommon
| 2026-04-29 18:01
| 日常・一期一会
|
Comments(2)
すごく素敵で魅力的な人生を送っていらっしゃる女性です。
苦労つづきの人生を歩いてきた人ほど、人にやさしく接することができるんですよね。
でもね、そういう人ほど、口には出せないことが多かったのだと思いますし、きっと、ぜ~んぶ飲み込んでしまって、カラッとしているんですよね。
苦労つづきの人生を歩いてきた人ほど、人にやさしく接することができるんですよね。
でもね、そういう人ほど、口には出せないことが多かったのだと思いますし、きっと、ぜ~んぶ飲み込んでしまって、カラッとしているんですよね。
1
> エジちゃん
コメントありがとうございます。
けいちゃんの魅力がエジちゃんに伝わってすごくすご〜く嬉しいです。
本当におっしゃるように、特に小さい時は口に出せない辛いことが多かったと思うのですが、カラッとしているんです。そして口から出てくるのは感謝の言葉ばかり。
ただ、3年前はお元気だったお母さまの認知症が始まり、今のけいちゃんがとても胸を痛めているのが辛かったです。
一方で、自分で栽培している野菜やお米の話になると目がキラキラして本当に可愛いんです。
お互いに違いすぎる世界で生きていても、小さい時からお互いのことをよく知っているからこそ、久々に会っても弾丸トークが尽きないのでしょうね。
コメントありがとうございます。
けいちゃんの魅力がエジちゃんに伝わってすごくすご〜く嬉しいです。
本当におっしゃるように、特に小さい時は口に出せない辛いことが多かったと思うのですが、カラッとしているんです。そして口から出てくるのは感謝の言葉ばかり。
ただ、3年前はお元気だったお母さまの認知症が始まり、今のけいちゃんがとても胸を痛めているのが辛かったです。
一方で、自分で栽培している野菜やお米の話になると目がキラキラして本当に可愛いんです。
お互いに違いすぎる世界で生きていても、小さい時からお互いのことをよく知っているからこそ、久々に会っても弾丸トークが尽きないのでしょうね。

気がつけばあと数年で古希。N Y生活も35年。いろいろあるけれど毎日必ず楽しいこと、嬉しいことは見つけられる。
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