週刊NY生活 トライベッカージョン・F・ケネディジュニアの暮らしたロフト
前回は、ジャクリーン・ケネディが暮らした五番街のアパートをご紹介した。
今回も引き続き、ケネディ家にスポットを当て、
ジャクリーンの息子、ジョン・Fケネディ・ジュニアが亡くなる直前まで暮らしていたトライベッカのロフトをご紹介する。
ジョンは、トライベッカがまだ普通の生活を営むには相当不便で、
あるのは倉庫か、閉ざされた古い工場ばかりだった94年に、
ロフト(ノース・ムーア通り20番地)の九階に、
約2,600スクエア・フィートのロフトを購入した。

ジョンがロフトを購入したころのトライベッカはまだまだ荒んだ感じで不便な場所だった。
購入価格は、70万ドルだった。
94年といえば、トライベッカが注目され始めた初期の頃で、
当時、70万ドルという値段は決して安いとはいえなかったが、
まだまだお値打ちなお買い物で、当時ウォールストリートに勤務する30代なら手がでる値段だったといえよう。
彼の生活には、ショーファーやリモ、
プライベートシェフの存在はなく、
気軽に、自分でクリーニングの受け取りに行き、
近所のダイナーに朝食を食べに行く姿もよく目撃されていた。

こんな気軽なジョンをよく目撃することがあった。
パーティがあると、
アルマーニのブラックタイ姿で何も悪びれるふうもなく、
自転車に乗り、
街中を颯爽と飛ばして会場に出向くのが彼のスタイルだった。。
ジョンは、現代の貴公子と呼ばれていたが、
もしかしたら、独身時代は、
サウジの王族などとも交友関係のあった妻のキャロリンからすれば、
彼女がカルバン・クラインでPRをしていたころに知っていた、
どの男たちより地味で普通なライフスタイルだったのではないだろうか。
ジョンとキャロリンが不慮の事故で亡くなると、同ロフトはすぐに売りに出された。
こちらも、ジャクリーンの五番街のアパートが売りに出された時同様、冷やかしを排除するため、ショーイングの際には、納税証明書、財産目録の提示が必要であった。
買い手の書類はあらかじめ、売り手側の担当の不動産ブローカーが入念に審査し、
買い手にふさわしいと判断されて始めてそのロフトを見に行けるというわけだ。
また、晴れて値段の交渉が始まり、買い手が決まると、
次のステップとして、買い手は、
ビルの委員会で組織されたボードの書類審査、面接を通過しなければならない。
なぜならこのロフトもCoopだからだ。
こうしてジョンとキャロリンのロフトは売却された。
値段は200万ドルを超えるということだったが、
近所の似た広さのアパートに比較すれば格段にプレミアのついた値段だった。
これもジョンという人間のカリスマ性のなせる業なのだろう。
註・この記事は、昨年週刊NY生活の連載「NYビルディング万華鏡」に連載されたものに一部手を加えたものです。
今回も引き続き、ケネディ家にスポットを当て、
ジャクリーンの息子、ジョン・Fケネディ・ジュニアが亡くなる直前まで暮らしていたトライベッカのロフトをご紹介する。
ジョンは、トライベッカがまだ普通の生活を営むには相当不便で、
あるのは倉庫か、閉ざされた古い工場ばかりだった94年に、
ロフト(ノース・ムーア通り20番地)の九階に、
約2,600スクエア・フィートのロフトを購入した。

購入価格は、70万ドルだった。
94年といえば、トライベッカが注目され始めた初期の頃で、
当時、70万ドルという値段は決して安いとはいえなかったが、
まだまだお値打ちなお買い物で、当時ウォールストリートに勤務する30代なら手がでる値段だったといえよう。
彼の生活には、ショーファーやリモ、
プライベートシェフの存在はなく、
気軽に、自分でクリーニングの受け取りに行き、
近所のダイナーに朝食を食べに行く姿もよく目撃されていた。

パーティがあると、
アルマーニのブラックタイ姿で何も悪びれるふうもなく、
自転車に乗り、
街中を颯爽と飛ばして会場に出向くのが彼のスタイルだった。。
ジョンは、現代の貴公子と呼ばれていたが、
もしかしたら、独身時代は、
サウジの王族などとも交友関係のあった妻のキャロリンからすれば、
彼女がカルバン・クラインでPRをしていたころに知っていた、
どの男たちより地味で普通なライフスタイルだったのではないだろうか。
ジョンとキャロリンが不慮の事故で亡くなると、同ロフトはすぐに売りに出された。
こちらも、ジャクリーンの五番街のアパートが売りに出された時同様、冷やかしを排除するため、ショーイングの際には、納税証明書、財産目録の提示が必要であった。
買い手の書類はあらかじめ、売り手側の担当の不動産ブローカーが入念に審査し、
買い手にふさわしいと判断されて始めてそのロフトを見に行けるというわけだ。
また、晴れて値段の交渉が始まり、買い手が決まると、
次のステップとして、買い手は、
ビルの委員会で組織されたボードの書類審査、面接を通過しなければならない。
なぜならこのロフトもCoopだからだ。
こうしてジョンとキャロリンのロフトは売却された。
値段は200万ドルを超えるということだったが、
近所の似た広さのアパートに比較すれば格段にプレミアのついた値段だった。
これもジョンという人間のカリスマ性のなせる業なのだろう。
註・この記事は、昨年週刊NY生活の連載「NYビルディング万華鏡」に連載されたものに一部手を加えたものです。
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by rumicommon
| 2008-03-05 12:23
| ージョンF・ケネディJr.

気がつけばあと数年で古希。N Y生活も35年。いろいろあるけれど毎日必ず楽しいこと、嬉しいことは見つけられる。
by コモンるみ
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